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2016Nov  作者: さいか
2/4

Nov08

11/8


あの頃の君はもう少し小さくて

抱けるほどの重さだった

無邪気にブランコ揺らしては

私を呼んでくれた

澄んだ可愛い声で

無防備にジャングルジム登っては

振り向いて私の姿を追っていた

危なげに階段昇っては

滑り台無邪気に下りて


公園の片隅通り過ぎるたび

君の影に彷徨って

子供達の声で消える

あの頃に戻れない

あの日の君もいない


街を歩けば手を繋いだ想い出

そこら中に溢れてる

歩くたび抱えきれず

霞む記憶が額に揺れて

愚かに慣れた道迷う


君が消えた街

あの初夏の季節戻れたなら

伸ばせなかった手を伸ばして

止めたのだろうか

きっと何度戻っても

止めなかっただろう

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