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エピソード17 女神との再会

頭から血が流れる。

意識が朦朧として視界から光が失われそうだ。


助けに来てくれた人たちが声を掛けてくれているようだが、その声ははっきりとは聞こえない。


モンスターはというと更に狂暴化し、人を襲っていた。


必死に陣形を保ちなんとか逃げようとしているけど次から次へと剣豪の人も含め、攻撃を受けて倒れている。



・・・・・傷が一向に治らない。

他の人ならともかく、僕は女神の力でどんな酷い傷でも一瞬にして治るはずなのに。


それまで必死に頑張っていたがとうとう力尽きて全身に力を入れられない。


僕は自然に目を閉じようとしたその時、蛍の光のような物を全身に纏ってる少女が目の前に現れた。

その少女は頭に触れて大量の魔力を贈る。すると体の奥底から魔力が溢れて来て、傷が一瞬にして治っていく。



「久しぶりだね、ユートリア。いや『皐月くん』」


「えっ!???」



徐々に意識を取り戻して視界がはっきりして見るとそこには女神がいた。


本当に剣舞祭以来だったがその姿は全然変わってない。


「どうしてこんな所にいるの?」


「う〜ん、今日は君に頼まれて欲しいことを伝えるため、許可して貰うために来たの」



女神はどこか急いでいる様子で話し掛けている。

彼女の瞳から真剣さが伝わって来たので僕はそれ以上喋らない。


そのことを察したのか微笑んだ彼女は淡々と話し出した。



「実は今、私は他の女神から逃げているの。なぜかというと・・・・・・・・・・・・・・・・」



女神はそこで話すのを一回辞めた。


モンスターがすぐそこで暴れている中、僕たちはこうやって話している。

周りから見たらとてつもなく変な人に見えるのだろう。


しかしこれから彼女から聞かされる話はもしかしたらこの世界の国全てに関わる重要なことだっていうのをこの時の僕は知るよしもなかった。


「ここからは話が長くなるからよく聞いてね。世界規模の戦争について!」



今回もこの物語を読んで下さりありがとうございます。

次回からの展開をお楽しみに!

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