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6.22  作者: 和菓子屋
4/6

夏蜜柑

No.7

二階堂...最近僕の事を付きまとっている女...

それに僕が断った時にしたあの態度...

嫌な胸騒ぎがしてはいたが、まさかこんな事になるなんて。



「失礼します。一組の二階堂です。◯◯君に用があるんだけど、いますか?」

僕は二階堂に向けてアイコンタクトをした。

まさか僕が連載をサボってた期間にあいつと仲が良くなった、なんて事でもない。ただ単に諦めたのだ。あいつはあの日断った時から毎日ずっと図書室に来ていた。ただ僕の隣で座っていた。話しかける事もなく。


No.8

昼休みに二階堂に呼び出された僕は、いつもの場所に行くなら話を聞く、と言った。

二階堂は、ええそうしましょう、と言い僕よりも三歩先に前を歩いて行った。着いた先は言うまでもなく僕の部屋(図書室)だ。

そういつも通り、いつもの席に着き、手っ取り早く用件を済ませてもらうつもりだった。

...だったはずだった。だった。なのになぜあいつは席に着かないんだ?僕に話しがあるんじゃないのか?もう訳が分からんと思ってた時にはあいつの姿はなかった。

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