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脇役ってこんなに大変だっけ??  作者: 心音
私はただの脇役ですか?
6/13

「村山さん、あそこで君をよんでる人がいるけど…」


渡瀬君に言われて教室の扉の方を見ると案の定、朝の不良曰く《いわく》神蔵先輩がいた。


多分、ヒロインちゃんを探しているんだが…


もう下校しちゃったよ。


入り口にあんな不良いたら教室から出れないよね。



「あの、神蔵先輩」


「なんだよ」


「鏡花ちゃんなら帰りましたよ」


「知ってる。お前は少し俺に付き合え」



……この人頭も可笑しい人だったのか…


「お前、なにフリーズしてだよ」


「私、今日は忙しいので…失礼します」



ガシッ



「この腕はなしてもらえませんか?」


「無理な相談だな。…明日の放課後図書室に来い」



はぁ、なんで鏡花ちゃんじゃないんだよ!


私脇役ですよ!


「ドンマイだね」


「渡瀬君…」


渡瀬君、分かってて…



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