プロローグ
作者の私が言うのもなんですが読まない方がいいかもしれません、人によっては胸糞が悪くなるかもしれません、もし大丈夫なら読んでも構いません、
いじめ及び犯罪行為が含まれますが決して美化しているわけではないのであしからず。
「ねぇ・・さっきから黙ってるけど・・このまま黙秘出来ると思ってるの?
黙ってんじゃねぞ!!ぶち殺すぞ!このアマがよ!!警察なめんじゃねぇぞ!!」
男の怒鳴り声に女は萎縮したまま黙って俯いたままだ、
ここは都内にある取調室、野川裕美子は刑事からある取り調べを受けていた、
「現場にあった、指紋や証拠からお前だと言う証拠があるんだよ、答えんか!!女だからって調子にのるんじゃねぇぞ!!」
テーブルにあった証拠の品を見ても黙秘する裕美子に刑事は舌打ちをした、
「黙秘か・・本当ならこの手でぶち殺してやりてぇがよ、そうはいかねぇしな、もし拳銃があったらぶち殺してやるんだがな、何処まで冷酷な女なんだ・・」
刑事は立ち上がり、ドアを乱暴に開けると
「てめぇに黙秘権なんかねぇからな、明日黙秘したらぶち殺すからな、」
と乱暴にドアを閉めると歩き出した、
どうしてこんな事に・・・・
野川裕美子はうなだれた、彼女は逮捕される前は誰もが羨む上流家庭のマダムだった、
何故彼女は犯罪に手を染めたのか・・いいやハッキリと言えば自業自得なのだ・・
話は半年前に遡る・・・