1 ごあいさつと、雑談少々
《ごあいさつ》
秋から連載しておりました『月の末裔』が昨日(12/16)に、お陰様で完結いたしました。
遅筆で不定期連載しか出来なかった私としては珍しく、ほぼ毎日更新(ただし時間はバラバラ)という驚異的なペースで進めることが出来ましたのも、読んで下さった皆様方のお陰です。
改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
この作品では、私かわかみれいがこちらで活動して以来初、な経験を、色々とさせていただきました。
① びっくりするほどの数、FAをいただいた。
皆様方のキャラクターへの愛が尊いです。
拝みます、ありがとうございました。
② 感想を、200個以上いただいた。
更新のたびにどなたかは必ず、感想を書いて下さいました。
こんな機会は今後あるかどうか……素晴らしい経験をさせていただきました。
③ 複数のレビューをいただいた。
ひとつの作品に複数のレビュー。当然初めてです。
生きていると良いことがあるなあ、などと思いました。
あ、いえ。
別に死にませんよ、多分(多分?……だって諸行無常だもん。私に死ぬつもりがなくても、明生にーちゃんレベルの怨霊が来たらどうしようもないですしねえ)。
それではここから、こぼれ話を少々。
この作品には(私の中で)二作品の前日譚があります。
るりの両親の話であるところの『月の末裔』と、結木碧生が結木草仁になり、死にゆくおもとの泉を見送る『草木の司(クサのツカサ)』、です。
るりの両親版『月の末裔』は十代の終わりから二十代の初めに書いて公募に出し、ボツ。
『草木の司(クサのツカサ)』は、構想自体は同じ頃からあったものの何故か(多分若すぎたのでしょう。この作品は私の場合、自分が母にならないと書けないタイプの作品だったようです)まとまらなかった作品で、形になったのは5~6年ほど前。
『大阪弁で表現する、どシリアス要素ありの土着ファンタジー』を目指して書きました。
だって……大阪のイメージって『コミカル・漫才・荒っぽい・こてこて・下品』で定着しているじゃないですか、なんとなく。
大阪の人間だって上品な人はいるし、たまにはシリアスに悩むんだい!って気分が、若い頃からありましたので(笑)。
閑話休題。
長いブランクを経て(結婚前後と育児期間)『かわかみれい』のペンネームで書くことを再開し、初めて書いた長編が『草木の司(クサのツカサ)』だったのです。
これは400字詰め原稿用紙で1000枚ほどの作品ですが、言いたいことが多すぎて叫びまくっている(苦笑)印象の作品です。
いずれ改稿してこちらへ投稿したい気持ちもありますが……もう少し先、あるいはやらないかもしれません。
また、当時練習を兼ねて並行して短編小説の公募用に短編を書いていました。それらを手直しし、こちらへUPしています。←宣伝?
この二つの作品から派生した後日譚が『月の末裔』だったのですが……本編、ですよね、こっちの方が確実に(笑)。
るりと碧生の出会いの為に、この二作品はあったのか……。
とまあ、こんな感じの雑談を含め、こちらをチマチマ、UPしてゆきます。
よろしければお暇つぶしに覗いて下さい。