ACT.4 嫉妬の魔王
ACT.4 嫉妬の魔王
[とある魔王城内寝室]
ついうっかり寝てしまった僕は『むにゅう』と何か柔らかいものの感触とともに目が覚めるとそこには..
たわわに実のった禁断の果実が2つ
す
それを僕は一心不乱に揉んだ..揉みしだいた..すると『あ、うん』と隣にいる美少女から甘い吐息が漏れる。
そんなことをしていると隣にいる美少女から『いい加減その手をどかしてもらえるかのう..餓鬼‼︎』と言って僕を睨み'' バサッ'' と体にかけられていたシーツをどかしたあと立ち上りこう告げる。
「妾を嫉妬を司る魔王ラミア•レヴィアタンと知っての行為か?この痴れ者め‼︎」
{まおうがあらわれた!
{たたかう
{▶︎にげる
{しかしゆうしゃはにげられなかった!
『は...はじめてじゃったのにー!』とちょっと涙目になりながらどこから出現させたか分からないが黒くて大きい大剣を振り下ろしてきた。
僕の息子があわや大惨事と言うギリギリでそれをかわす。
「ほほう、この一撃を躱すとな..」
そりゃあ躱しますよね〜
まだ、一度も使ったことないのにね〜
使えないまま終わるなんて..どんだけー!
『もしや貴様異界の勇者か?それともただの変態か?』と言って僕を上から下まで観察して『あーなるほど...勇者は勇者でも変態勇者じゃな』と結論した。
{ゆうしゃはへんたいゆうしゃにしんかした
『ちょっと待ってください誤解です』と弁明を図ろうとするのだが『そうか貴様!妾のむむむむ胸を五回むにゅう むにゅうしたのじゃな?』と顔を少し赤くしながら言ってきたので僕は反射的に『とても柔らかくて気持ちよかったです』といってしまい''あっしまった''と思い魔王様の方を伺うと氷のような冷たい目線で僕をにらみつけ『なら...五回殺す』と言いながらまた大剣を振り回してきた。
『に、人間は五回も死ねませーん』と言って振り下ろされる剣を躱していたら『こらー逃げるなぁ〜』や『ささっと妾に斬り殺されろー』とか言って追撃してきたので、僕は覚悟を決め暴れる魔王様を取り押える決意をする。
僕は脳内でカウントし『ちょとまってください。僕の話を..』と言って取り押える。
だが..僕はシーツに足を取られ、ベッドの上に魔王様に覆い被さるように倒れる。
その時魔王様が『きゃ!』という女の子らしい悲鳴を上げてた後『むちゅ』という何か柔らかいものが触れる感触がした。
僕は、恐る恐る魔王様を見ると再び顔を真っ赤にして『ききき貴様!むむむ胸だけではなく妾の唇まで奪いよって』と言った後『貴様!そこへなおれ‼︎』と言ってきた。
僕はあまりの恐怖に..タジタジになりながらもその場で正座して『ボク..オワタ』と思いながらも魔王様の話を聞く。
『貴様!責任を取れ!』と言って大剣の剣先で僕の頬に触れてきた。
あまりのけんまくに僕は『はい』と返事するしかなかった。
そんな魔王様は頬を赤く染め小声で『は、はじめてじゃたのに...こ、これは..もう..お主に..妾をもらってもらうしかあるまい..ポッ』と言って体はもじもじ 大剣ぐりぐりしてきた。
「貴様!男じゃったな!」
「は、はい..生物分類上は男です」
よく女の子と間違えられるときはありますが..
「男なら黙って責任を取る。ここまではいいな」
「はい」
「女性の寝室に侵入した挙句、あまつさえ..よ夜這いをかけるなど言語道断!」
あー僕はこのまま首ちょんぱされるんですね、は、は
「よって、お主は妾を嫁にすること!異論は認めん!」
「は、はぁ...えーー!」
最後に『なんだ?ここで殺されたいのか?』と言ってきたので僕はそれを全力で否定する。
『僕は涼宮ルカです。不束者ですが末永くよろしくお願いします』と言ってやると魔王様は『涼宮ルカか..いい名前じゃな..』と言った後、体をもじもじさせながら『..涼宮 ラミア..それとも、涼宮の頭文字をとって..ラミア•S•レヴィアタンか..いやんなのじゃ♡』とか『子供は何人くらいがいいかの?..いやん恥ずかしいのじゃ♡』
とか『初夜は優しく頼むのじゃ♡』とか言って僕に甘える魔王がいて..本来の魔王の姿はそこにはなく..1人の女の子の姿があった。
{まおうがヨメになりたそうなめでこちらをみている
{ヨメにしますか?
{▶︎はい
{▶︎yes
{おめでとう。まおうがヨメになった
拝啓
親愛なる両親へ
どうやら僕は魔王様を嫁にするようです。
P.S.魔王様はロリ巨乳でとても可愛らしい女の子でした。