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君のスベテ
君が好きだった。
好きすぎて、君なしじゃ生きられないほどに。
でも、君にとっては、僕は大事ではなかったんだね。
それでも、
そう思われていたとしても、僕は君が好きだった。
だからこそ、君を殺したんだ。
君には僕の腕の中で眠って欲しくて。
大好きだからこそ、君は僕に抱かれるべきで。
>大好きなんだ。 君の隣が。
>大好きなんだ。 君の声が。
>大好きなんだ。 君の涙が。
>大好きなんだ。 君の笑顔が。
>大好きなんだ。 君の温もりが。
>大好きなんだ。 君のスベテガ。