9話 不思議
時和『よし!フライラビットを倒し・・・たいけど、今の俺じゃあ倒せないんだよな・・・。』
『今のあなたがレベルを上げるのに適した場所は、この街を出てすぐの草原です。そこに出現するゴブリンやカミツキ草を倒すと良いでしょう。』
時和『レベルって・・ロープレかよ・・・。 まあ、そいつらを倒せば、フライラビットを倒せるようになるんだな。』
『はい。』
時和『よし!いくぞ!』
時和は走り出した。、街を出て、草原についた。
時和『うわ!人いっぱいいるな~。 俺も負けてられないぜ!』
時和はモンスターを倒し始めた。
時和『オラオラ!雑魚モンスターめ!』
両手から連発でパニッシュを繰り出す。
時和『うお~。モンスターを倒すって、一回やってみたかったんだよね~。まさかこんなところでできるなんて。』
すると、向こうに見覚えのある男がいた。
時和『あれ?あいつ、もしかして・・・。』
時和は男に近づいた。
時和『ねぇ、君!』
男『何ですか?』
時和『やっぱり!その顔!その声!お前、静人だろ!?』
静人『お前・・・、時和か?』
時和『そうだよ!まさかこんなとこで会えるなんて!何年ぶりだろう?』
静人『俺が、六年のころに転校してからだから、五年ぶりかな?』
時和『それぐらいだよ、ていうか静人もこのゲームに参加してたんだな。』
静人『ああ。暇つぶしがてらやってみたら、こうなった。』
時和『でも、100人倒せば帰れるんだぜ。』
静人『そのことについてだが、いろいろ見て回ってみたが、誰もプレイヤー同士で戦わないんだ。』
時和『それは、同じ国同士だからじゃないの?』
静人『だとしてもなぜだ。みんな元の世界に帰るより、こっちで冒険してた方が面白いみたいなんだ。こんな状態が続いたら、ギトスが黙ってないだろうな。』
時和『そうだな。俺も100人倒すことよりも、レベル上げに夢中になってた。もともと人口を減らすためのゲームなのに・・・。』
静人『とりあえず、俺達でチームを組んでおこう。』
時和『おう。』
ちなみに静人のフルネームは、成山静人です。




