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いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


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南西群島

アン:いち国の南西群島を、さん国が横取りしようとして、まずは、いち国のものではないと宣伝しようとしているみたいね。


リン:それは、いち国の住民に向けて宣伝しようとしているの?それとも、さん国の中でそういう宣伝をしているの?


スイ:目立つのはさん国内での宣伝工作だけど、いち国でも煽っている可能性は否定できない感じかな。


アン:南西群島って、いち国の中央島から比べるとかなり独特な文化があるよね。観光で行ったときに、ここもいち国なのか!って、かなり感動した覚えがあるよ。


スイ:まぁ、いち国は気候がいろいろあるからね。見慣れないところに行ったら感慨深く思うことはあると思うよ。


アン:正直なところ、こんなに文化が違うのにどうしていち国に所属しているのだろう?現地の人は独立することも考えられるんじゃないかなあ?って、少し疑問に思ったよ。いち国の住民としては、領土が減る可能性があるような考えを持つのはあまり良くないことだとは思うけど。


リン:いち国の、特段思想を持っていなかった住民に疑問を持たせる言論活動を、さん国が積極的に行うようになるとすれば、かなりの脅威ね。


アン:独立を考えなくても良いように、十分な住民サービスを行うことが必要だし、政府も気をつけてはいると思うよ。


リン:でも、今のところ誰でも土地を買えるから、さん国の人が重要な土地を買っている可能性がある。


スイ:外国駐留軍は土地を借りて運用しているよね。外国駐留軍がいるところの敷地を買うと、敷地で何をしているか開示されるらしいから、さん国人が買って、代理人を通すなどして、さん国人だとあまりおおっぴらにせずに、外国駐留軍の動向を注視している可能性もある。


リン:何もかもとまではいかないだろうけど、外国駐留軍の情報が、さん国に、ある程度筒抜けになっている可能性があるのね。


アン:さん国の言論活動や土地の取得について、放置していて大丈夫なのかなぁ?


リン:言論活動は、さん国がさん国の中でやっている限りは、対応策にも限りがあるかもね。南西群島の住民の中にも、いろいろな思いを持っている人はいるだろうから、そっちへのアプローチを考える方が重要かもね。


スイ:あまり関心の深くないいち国の住民が、南西群島は独立しても良いんじゃない?と思わないように、一体性を強く押し出していくことが必要なのかもね。


リン:南西群島が、さん国に依存する経済状況になってしまうと、南西群島での意見が偏ってしまうおそれがあるから、経済状況に配慮する必要もありそうね。

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