偽物レシピ
アン:インターネットでニュースサイトを見ていると、お料理のレシピが流れてくることがあるの。
ユナ:そうなんだ。きっと、何度かレシピを見たから、たくさん流れてくるようになったんじゃない?
アン:そうかも。それで、たくさん見ていて気づいたんだけど、お料理に本当に詳しい人が書いているものと、作るのが好きなだけの人が書いているものと、混じっているの。
ユナ:そうなんだ。具体的に、どんなところで違いがあるの?
アン:ほうれん草を下茹でしないで料理しているレシピがある。
ユナ:それは有害ね。ほうれん草にはシュウ酸が含まれているから、下茹でしないと結石になるおそれがある。
アン:でしょう?冷凍のほうれん草を使っているレシピもあって、気になってコンビニで冷凍ほうれん草の袋を見てみたら、私が見た限りでは、軽く下茹でしているみたいだった。
ユナ:そうなんだ。それは、安全性としてもっと積極的に宣伝しても良い項目かもね。
アン:当たり前のことをしているだけだから小さくしか書いてないのかな。
ユナ:どうなんだろう。スーパーやプロ向けスーパーの冷凍ほうれん草も調べてみると、ひょっとしたら何か違いがあるかもね。
アン:そうね。そこまでは今回調べてなかった。なんにせよ、インターネットのレシピは、調べて出てきたものを深く考察せずにそのまま利用する人も多いと思うから、ほうれん草を下茹でしないで料理しているレシピが淘汰されないのは問題だと思う。
ユナ:そうね。理論上は、シュウ酸の少ないほうれん草も開発されてはいるのだけど、そういうものを選んで使うように書いてある訳ではないんでしょう?
アン:そんなことは全然書いてないよ。
ユナ:じゃあダメね。他にも気になるレシピはある?
アン:炊き込み料理で、炊飯器に酢も入れて炊くものがある。お釜が傷む。
ユナ:そうね。炊飯器のメーカーによっては、酢だけでなくて他にも入れたらダメなものがあるかもね。説明書をよく読んでから調理すべきね。
アン:ダメな点をおさえていない偽物レシピを発表したらペナルティが付くようになれば、みんなもっと注意深く書くようになるのかな。
ユナ:現状は、フグを捌くみたいに試験があるレベルの危険性でなければ、野放しにされているよね。問題のあるレシピの特徴をいろいろまとめたら、それだけで一つの貴重な情報になるかもね。
アン:そういえば、問題と言い始めると、砂糖なんかをたくさん使っているレシピも、一人分換算での糖分の量によっては、問題のあるレシピになるよね。
ユナ:健康に害のあるレベルがどこからか、というのは、線引きしにくい部分もあるけど、糖分が多いのも、問題にはなり得るね。何人分かまとめて作るレシピでは、一食分の分量を明示することが必須かもね。
アン:何人分かという情報は、比較的どこでも書いてあると思う。糖分に関しては、せっかく作ったからといって、たくさん食べてしまう人が出ることにもあるのかもね。




