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いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


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流行ってるの?

ホウ:悪そうなウサギのキャラクターが流行っていたらしいのだけど、知ってる?


リン:ネットニュースなんかで記事を見かけたことはあるけど、リアルに流行っている感触は無いよ。


ホウ:やっぱりそうだよね。リアルには見たことないものが流行っていることになっていたみたいだから、どういう状況なのか気になって。


リン:SNSで流行らせている人達がいたとかじゃないの?


ホウ:そう思うよね。私もそう思ったんだけど、どうやら、SNSでいわゆるセレブの誰かが持っているのがあって、良いねがたくさん付いて、それを見た業者や転売ヤーによってグッズが高騰した、というような感じみたい。


リン:そうなんだ。そこだけで流行っている閉じ気味のネット空間があって、そこにたまたまマスコミの人が加わっていたから流行の報道になって、報道を見た人が流行っているらしいと噂しているだけなのかと思った。


ホウ:いわゆるセレブのSNSは多くの人に見られることが重要だろうし、そこは閉じ気味ではないと思う。でも、私も悪そうなウサギのキャラクターを持っている、と追随した人は、世界レベルで見れば一定数いるみたいだけど、いち国ではそこまででもないみたい。


リン:そうなんだ。転売ヤーの人は儲かったかもしれないね。


ホウ:どちらかといえば、パチモン屋って言うのかな、模造品を売る業者が儲かっていた感触もある。


リン:さっきから過去形だけど、もう流行していないの?


ホウ:隅っこまで行けばどうだか分からないけど、流行の先端ではないように見える。流行るのも速いけど、消えるのも速いのかな。


リン:キャラクターを育てるノウハウがあまりない人が市場を担当していたらそうなるのかもね。


ホウ:そう、そこが気になっているのよ。流行り始めたときに商品展開を絞ったりランダムにしたりして、人々に欲しがらせる戦略をとったのかもしれないけど、飽きられるのも速いよね。


リン:熱狂的に求められて、欲しがった人に行き渡らないうちにブームが去ってしまう、というのは、SNSらしい流行なのかな。


ホウ:小学校低学年に流行ったという調査もあるらしいけど、漫画雑誌の読者やその保護者を対象としたもので、調査数がなぜか1000ぴったりだったみたい。


リン:偶然なのか、何らかの作為が働いているのか、調査された人が全員回答したのか、微妙な調査ね。


ホウ:確かに。それに、小学校低学年で漫画雑誌を読んでいるとなると、保護者が買い与えているだろうし、小学校低学年でSNSを見るというのも、保護者の意向が働いているように思われる。


リン:流行に敏感なのか、乗せられやすい層なのか、評価が悩ましいね。


ホウ:それはさておき、キャラクターを息の長い存在として育てるには、どうすれば良いのだろうね。ビジネスモデルとして気になる。


リン:瞬間風速的に流行れば良いと考える事業者もいるのかな。ビジネス戦略の問題なのか、コントロールできない事象なのか、さてさて。

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