SNSを排泄する犬?
リン:に国のデジタルアーティストが、SNS業界の著名人の顔にロボットの犬の胴体を取り付けた作品、を展示しているって報道があったよ。
ホウ:何だかシュールね。著名人の肖像権は大丈夫なのかしら。
リン:どうなんだろう。一人分だけだったら危ういかもしれないけど、何体も作ってそれぞれ別の著名人の顔をくっつけているから、個別の人への風刺とは取られにくいのかもね。SNS業界の著名人や、現代芸術家の顔があったらしいよ。
ホウ:それにしても、何で犬なの?
リン:犬である理由はよく分からないけど、そのロボット犬は、周りの景色を独自に解釈した写真を排泄していたよ。
ホウ:SNSが、周りの様子を独自に解釈して反射的に次々流されているものだ、って皮肉っているのかな。
リン:まぁ、周りの様子について独自の解釈で垂れ流しているというのは、多くのSNSのありようそのものかな。
ホウ:それを、脳を働かせた知的活動ではなく、生理的欲求の排泄と表現されると、何とも悩ましいね。
リン:SNSには、すごいよ一緒に見て!というような、共感の期待みたいなものもたくさんあるよね。
ホウ:こんなことがあったけどどう思う?私はこう思う!というような、感想や批判みたいなものもあるよね。
リン:自分の意見は言わずに、どう思う?だけだったら、あまり頭を使っていないことになるのかな?
ホウ:驚きを伝えているだけで、特に意見を求めているわけですらないものもあるのかも?
リン:排泄と皮肉るのは言い過ぎかもしれないけど、小さい子が親に話してるみたいな感じは、ひょっとするとあるのかもね。
ホウ:そういえば、特定の人を焚きつける言動のことを犬笛って言うことがあるよね。
リン:リベラルと保守が対立するような話題を投下すると、反射的に極端な意見を言う人は、一定数いるよね。
ホウ:具体的に誰が犬の顔に挙げられていたか分からないから何とも言えないけど、そういうセンシティブな話題に飛びつくような人達が選ばれていたの?犬笛で呼ばれるような犬なの?
リン:うーん、に国ではエンタメ業界の人が、自己アピールを兼ねてそういうセンシティブな話題に飛び込む事例も散見されるらしいけど、に国のエンタメ業界の個別の人については、そこまで詳しくないのよね。今回、顔にされていたようなSNSを運営している事業家なら何とか判別できるけど。
ホウ:SNSを運営している事業家にとっては、人々がネタにする周りのあれこれは、餌みたいなものなのかな。だとすれば、犬かどうかはさておき、それらがいずれ排泄されるというのは道理かもしれないね。




