表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/92

SNSを排泄する犬?

リン:に国のデジタルアーティストが、SNS業界の著名人の顔にロボットの犬の胴体を取り付けた作品、を展示しているって報道があったよ。


ホウ:何だかシュールね。著名人の肖像権は大丈夫なのかしら。


リン:どうなんだろう。一人分だけだったら危ういかもしれないけど、何体も作ってそれぞれ別の著名人の顔をくっつけているから、個別の人への風刺とは取られにくいのかもね。SNS業界の著名人や、現代芸術家の顔があったらしいよ。


ホウ:それにしても、何で犬なの?


リン:犬である理由はよく分からないけど、そのロボット犬は、周りの景色を独自に解釈した写真を排泄していたよ。


ホウ:SNSが、周りの様子を独自に解釈して反射的に次々流されているものだ、って皮肉っているのかな。


リン:まぁ、周りの様子について独自の解釈で垂れ流しているというのは、多くのSNSのありようそのものかな。


ホウ:それを、脳を働かせた知的活動ではなく、生理的欲求の排泄と表現されると、何とも悩ましいね。


リン:SNSには、すごいよ一緒に見て!というような、共感の期待みたいなものもたくさんあるよね。


ホウ:こんなことがあったけどどう思う?私はこう思う!というような、感想や批判みたいなものもあるよね。


リン:自分の意見は言わずに、どう思う?だけだったら、あまり頭を使っていないことになるのかな?


ホウ:驚きを伝えているだけで、特に意見を求めているわけですらないものもあるのかも?


リン:排泄と皮肉るのは言い過ぎかもしれないけど、小さい子が親に話してるみたいな感じは、ひょっとするとあるのかもね。


ホウ:そういえば、特定の人を焚きつける言動のことを犬笛って言うことがあるよね。


リン:リベラルと保守が対立するような話題を投下すると、反射的に極端な意見を言う人は、一定数いるよね。


ホウ:具体的に誰が犬の顔に挙げられていたか分からないから何とも言えないけど、そういうセンシティブな話題に飛びつくような人達が選ばれていたの?犬笛で呼ばれるような犬なの?


リン:うーん、に国ではエンタメ業界の人が、自己アピールを兼ねてそういうセンシティブな話題に飛び込む事例も散見されるらしいけど、に国のエンタメ業界の個別の人については、そこまで詳しくないのよね。今回、顔にされていたようなSNSを運営している事業家なら何とか判別できるけど。


ホウ:SNSを運営している事業家にとっては、人々がネタにする周りのあれこれは、餌みたいなものなのかな。だとすれば、犬かどうかはさておき、それらがいずれ排泄されるというのは道理かもしれないね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ