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いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


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噂の所在地

ジン:一部のSNSが、それぞれのアカウントの所在国を明らかにしたことで祭りになっていたみたいね。


アン:発信国って、明らかにされたら何か困るの?


ジン:いち国の人は、特に困らないと思うけど、さん国の人は、使ってはいけないことになっているから困るのよ。


アン:ああ、そうか。そういう規制がある国もあるのね。


ジン:それに、海外にいることが明らかになってしまうと、在宅していないことが分かるから、留守宅を泥棒されるかもしれないよ。


アン:なるほど。有名人なんかは要注意なのね。


ジン:それで、発信国を明らかにされて、慌てているアカウントがたくさんあって面白い。


アン:例えば?


ジン:外国に駐在していることを自慢しているアカウントが、実は国内から発信している。


アン:あはは。中身のない自慢をしていたつもりが、とんだ赤っ恥ね。フォロー人数が激減しちゃうのかな。


ジン:それはアカウントの面白さ次第じゃないかな。


アン:他には?


ジン:いち国人の悪口を言っているアカウントがよん国発信だった。


アン:それは、微妙ね。いち国人が悪く見えたとしても、だからと言ってよん国が良いということにはならないのに、変な人達。


ジン:いち国の領土の一部を独立させろと主張している自称いち国人のアカウントが、さん国発信だった。


アン:それは、さん国の人というか、さん国?の工作員の仕業じゃないの?言論活動をする工作員の人もいるのね。


ジン:私に言われてもよく知らないから何とも言えないけど、そう思われても仕方ないよね。


アン:他には?


ジン:に国の政府機関が、遠い紛争地域からの発信だった。


アン:え、アカウントが乗っ取られているの?


ジン:そういう訳ではないみたい。この件は、少し落ち着いて分析することが必要かと。別の国と言えば、いち国の公共放送も別の国から発信していることになっていたよ。


アン:そうなんだ。よん国?


ジン:いや、に国。


アン:何だ、よん国推しやさん国推しが強いから、てっきりよん国発信なのかと思っちゃった。


ジン:そうなんだ。マスコミの公平って、さじ加減が難しいからね。


アン:しばらくしたら、アカウントの発信国表示は不正確でしたってアナウンスが出るのかな。


ジン:改善報告はあるみたいね。それまでに、アカウントの所在国を示されて慌てたアカウントは、確実に詐欺師だったってことになるのかな。


アン:SNSなんて、無理して使わなければ良いのに。


ジン:匿名で言いたいことがある人は、いっぱいいるんじゃないの。本音を言いたい人にしても、イタズラやうさ晴らしやお金儲けのためにいい加減なことを言いたい人にしても。


アン:工作員?の人は、所在国を明らかにされてしまったらお手上げなのかな。


ジン:隠して発言し続けるんじゃないの?今までと違って、所在国を不明にすると、警戒すべきアカウントとして認識されてしまうという欠点はあるけどね。


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