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いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


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リサイクル?

ユナ:さん国といち国との関係が微妙だよね。


アン:さん国は、いろいろな資源の輸出国だから、取引を止められたら困る業界もいろいろありそうね。


ユナ:肥料のリン酸アンモニウムなんかは、取引割合が多いから、輸入できなくなったら、いち国はそれなりに困るかもね。


アン:そうなんだ。ちょっと調べてみる。


(インターネットで資料を探す)


アン:近年は、砂漠の方の別の国からも輸入するようにしているみたいね。


ユナ:そうね。でも、肥料は近年、下水を汚泥処理したものも出回るようになっているよ。


アン:ある意味、近代以前の知恵に立ち戻っているね。


ユナ:でも、下水の汚泥には、有害物質が含まれている場合もあるから、慎重に品質検査しないといけないよ。


アン:そうなんだ。工場の排水から何か良くないものが出てくるのかな。


ユナ:工場排水は、基準値以下になるように濾過しないといけないらしいよ。とは言っても、ちりも積もれば山になるし、微量でも一定値以上検出されたら汚泥処理した肥料として使えなくなるから影響は甚大だよ。


アン:わぁ、もったいない。


ユナ:汚泥は、肥料として還元するようになる前は、廃棄物として埋めていたみたいね。


アン:もし、肥料が輸入できなくなって本当に困ったら、それを掘り返して資源にするのかな。


ユナ:どうだろう。埋め立て地の土台に使っていた場合は今さら難しいだろうし、基準値以上の有害物質も含まれていた場合、それを除去する技術が必要になるよ。


アン:できあがる肥料のお値段次第かもね。高くても良いけどどうしても輸入なしで行かないといけない、なんて事態になったら、何とかするのかも。


ユナ:肥料の素材になる資源も有限みたいだから、とても長い目で見たら、いつかは汚泥処理した肥料無しには立ちゆかなくなるのだとは思うけど、かなり先の話だからね。


アン:それまでに、解決方法が上手く見つかると良いね。

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