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いち国の女子大生達と女子留学生達の対話集  作者: 星埜梓


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お茶 2

キッチンで、お茶に詳しくなりたいメイさんが、地方を回っているスイさんと話しています。



スイ:牛乳を温めているの?


メイ:ううん、チャイティーを作っているの。紅茶の葉とスパイスも牛乳に入れて温めていて、後でよく混ぜたらできあがることになっているの。


スイ:ことになっている、って、、、


メイ:自分では初めて作るから、上手くいくかどうか分からなくて。


スイ:美味しくできると良いね。マサラチャイは、かなり前からあるみたいだけど、いつの間にか、麦茶にもほうじ茶にも、ミルクと砂糖を入れる飲み方が浸透しているよね。誰が考えたのだろう?


メイ:麦茶にミルクと砂糖を入れるのは、麦茶って訳するのは確かなんだけど、同じ飲み物と言えるかどうか少し怪しいけど、他の国でもあるよ。ほうじ茶は、観光地でほうじ茶アイスが受け入れられたから、ミルク入りのドリンクも出すようになったんじゃないかなぁ。


スイ:以前は、ほうじ茶といえば、ホットのストレート一択だったんじゃない?ほうじ茶をコールドドリンクで出すという発想自体が新しい目のような気がする。


メイ:それは、ほうじ茶が、収穫して時間の経った緑茶を炒って作る二次製品だからじゃないかなぁ。コールドドリンクがよく飲まれる夏の間は、まだ茶葉が新しいから、わざわざほうじ茶にしないのでは。


スイ:ほうじ茶を特別なおもてなしとして出す地方もあるよ。食事中のお茶としてならサービスでほうじ茶を出す地方は多いけれど、食後のスイーツに添えて出す文化は、地方による。


メイ:抹茶の方が、観光客には特別なおもてなしっぽい感じがするからね。それに、抹茶がつく場合はたいてい別料金かスイーツとのセット料金になる。


スイ:地方によっては、あるいは、年代によっては、ほうじ茶に料金がかかる店があるということに驚く人もいるのかもね。


メイ:お茶の専門店だったら当然有料だよね。観光地ではお茶の専門店が成り立つけど、地方では茶葉だけを売っていて、店頭で飲むことができるお茶の専門店は珍しいかも?飲み物屋さんならあるにしても、コーヒー屋さんの方で、メニューの選択肢として出すならお茶もあるのかも?


スイ:地方ごとの需要次第かなぁ。コンビニなら、全国どこでも買えるから良いな。ペットボトルに入っているのは少し味気ないけど。


メイ:しっかり閉じるフタが付いていて、ちょっとずつ飲めるから、それはそれで良いんじゃない?

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