第3話 開始されたデスゲーム
ここに連れられてきて3日経ったらしい。何もしてないのに3日だ。つくづく意味が分からない。
ザザッー また放送だ。 「みんなここには慣れてきたかな? じゃあ早速ゲーム始めちゃおうか!! さて、じゃあルール説明! これから君たちには僕の可愛い妹たちの動画を見てもらいます! それからそれに応じたゲームをしてもらうからね! よし、じゃあ時間も経ちすぎちゃったしさっそくはじめようか!」
プロジェクターが屋根から垂れてきた。「よーし、じゃあ早速一本目!」 カタカタ… と古い上映機のような音がして、動画が始まった。
「一本めは生まれてすぐだよ! ほら、ベビーベッドですやすや寝てる!! この寝顔! 本当に天使だよねぇ! この小さい手! 僕の手も握っちゃって!!あ〜可愛いなぁ! よし!じゃあ今から君たちにやってもらうゲームは『落ちるな!ドキドキ!ベビーベッドゲーム!!』だよ!」
その声が終わると、部屋が振動しだした。 かとおもうと、いきなり中に大きな赤ちゃんのいる大きなベビーベッドの上にいるじゃありませんか!!
驚きを隠さずにいると、「ん、みんないるね〜。さて、じゃあ今からその大きい赤ちゃんがいるベビーベッドから落ちないようにしてもらいます! じゃ早速… よーい、スタート!」
その声をあいずに、いきなりベビーベッドが動き出した。そこそこ激しい。 が、そこはあくまでもベビーベッド。落ちるやつなどいなかった。
気の緩んだその時、自分の反対側から断末魔が聞こえた。 大方油断でもしたのだろう、と考えていると、頭上に影ができた。
ふと上を向くと、あらまぁ、赤ん坊まで動いているではありませんか。なんとかかわし、逃げ続ける。
「お、やるねぇ君たち! そこで寝ている僕の妹の動きさえもかわすなんて! 僕の妹のかわいさが分かってくれたみたいだねぇ! ありがとう!」
その声と同時に、ベビーベッドの揺れが収まり、元の空間に戻された。
「君たち付き合ってくれてありがとね!僕は満足だよ!!」
どうやらこれでお開きらしい。マジで何がしたかったんだ…
途中でよくわかんなくなってきちゃったから切りました! 強引でごめんなさいね!!
また違う作品書くかとおもいますので、その時はお付き合いください!