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~個人面談してみました~

~個人面談してみました~


 貧困でまず解決しないといけない問題はなにか?今までは食事とか教育だと思っていた。けれど、現場に来て思ったことはすぐにしないと行けない事は『衛生』だとわかった。


 衛生面が著しく悪いと病気にもなるし、怪我も悪化する可能性がある。なのでアイルに人と街に「クリーン」の魔法を使ってもらい「アンチウイルス」で殺菌をしてもらった。


 うん、少しましになった。次に衣服だ。これは用意をしていなかったので、安い古着を大量にユーフィリアに購入をお願いした。守衛に話しをしたら人海戦術で安い古着が大量にやってきた。というか、動きが早い。


「ランベル様の目が怖いというわけじゃないですよ」


 ユーフィリアがそう言っているが、私もおじいちゃんが英雄だったんだと感じられるようになってきた。横を見ると魔力を使い切ったアイルが休憩している。


 そりゃそうだ。このスラム街全体に「クリーン」の魔法を発動してもらったからだ。「クリーン」の魔法は万能ではない。


軽く汚れをふき取るようなものだ。水をかけ、さっぱりして乾燥するくらいの魔法。だからこのスラム街が一気にきれいになったわけじゃない。けれど、臭いはかなりマシになった。


「こんな施しをして自己満足か?」


 ドレッドヘアの男がこう言って来た。勘違いしているようだ。


「これは施しではないです。投資です。そして投資をするということは回収をするという意味でもあります。この投資分はこれからあなた達が働いて返すのです。自治を認めよと権利を主張するのであればまずは最低限の義務を履行してもらいます」


 権利と義務。これは社会という授業で習ったことだ。権利を主張する人の中には義務を行っていない、怠っている人もいる。


「あなた達に選択権はありません。ここはドカーケ領内です。ただ、いきなり納税はできないでしょう。だからここを技術特区とします。ここで作業をしてもらいますが、あなた達の行動に制限をかけさせてもらいます」


 ここで作ることは他領に持って行かれたら困るものもある。本当ならばこういうやり方がいいとは思えないけれど、このスラムを優遇をしてしまうと普通に納税している領民から不満が上がってしまう。


だからこそ、ここは冷たく接しないといけない。気分は悪役令嬢だね。


 って、あれ?レイリアって思ったよりそういう非道なことしてないよね。ただ、ステータスがえげつなく高く、主人公が行う善行を隙があれば先にかっさらうくらいだ。


 悪役令嬢と言われたらシーズン2以降のライバルの方がそれっぽい。まあ、絡むことはないからいいか。私学園に行かないしね。変なフラグ立たないよね。


「おい、俺らに何をさせるんだ?」


「あなた達にはこの特区で生活をしてもらいます。けれど、特区から出ることは認めません。つまり移動を認めません。次にしばらく食糧の提供は行いますし、自給ができる手助けもします。けれど、自給が出来るようになり、余剰分ができるようになってもその余剰分を勝手に販売することは認めません」


 そう、このスラム街を植民地のように支配をする。けれど、ここに代官は置かない。理由はそんな人が余っていないからだ。代官ができる人がいたら街に配置したいしね。


「最後に、ここの管理はあなたにお願いします。そして、あなたにはこれをつけてもらいます」


 そう言って隷属の首輪を出した。


「あなたが受け入れなければこの話しは無効です。そして、この場所は引き渡してもらい、あなた達には出て行ってもらうだけです。この取り組みはドカーケ領の他の街でも行います。どうしますか?」


 これから冬だ。衣服もなしに、歩行も困難なものもいる中他の領土に移動ができるとは思えない。


 そして、もう一つ、この場所で炊き出しを開始している。といってもスープだ。肉、野菜を煮込み、どんぐり粉でつくったすいとんを入れている。リムドに行くときに作ってもらったものと同じだ。


 いい匂いがする。議論をしていてもお腹は膨れない。そして、目の前に食事がある。


「あなたが承諾をすればこの食事を提供します。これも投資、つまり『貸し』です。でも、あなた達に今必要なものは何ですか?」


 私がそう言うとリーダーだったドレッドヘアの男の周りにいたものたちの意見が割れた。そりゃそうだ。


 リーダー一人が隷属の首輪をつければとりあえず食事にありつけるのだ。


 うん、本当に悪役令嬢という感じの事をしている。その自覚もある。けれど、これくらい強引じゃないとこのスラムは、ここにいる人たちは変えられない。それにこれからやることはここに有る建物というか廃墟をすべて壊すのだ。


「メドフェス。ここに学校だけじゃなく、工場、食堂、宿舎を建設するとした場合の図面を起こしてもらいたいです。費用がいくらかかるのか算出してください」


 私はずっと存在感を消していたメドフェスにそう伝えた。まあ、武闘派に囲まれたら萎縮するのはわかる。私だって萎縮したいもの。


「かしこまりましたであります。この場所で建設する際の費用と資材の量を算出いたしますであります。ちなみに、ここにいるものたちは人夫として数えてかまいませんか?それと雇用費用についてはいかがいたしましょうか?」


 無償で働かせてもいい気もする。けれど、それだとただのブラック企業だ。


「現物支給としましょう。食事、衣服、住居の提供を行う。もし足りなければいくばくかの費用を出しても構いません。ただし、領民と差はつけてください。納税しているものが損をするなどはあってはいけません」


 この世界には生活保護などのセーフティーネットがない。だからスラム街ができるし、一度落ちると這い上がれない。


 それに子供たちは深刻だ。ここにいることで文字や計算も学べないし、常識も身に着かない。そうなるとできることは単純労働か犯罪に近い行為くらいだ。しかも使い捨て。


 そういう風にしたくない。使い捨てやトカゲのしっぽ切り要員なんて増やしたくない。だって、私がそうだったんだから。それにドカーケ領はただでさえ領民が少ないのだ。


 移民を募ることは無理でも、もともとドカーケにいる人たちを有効に使えばいいんだ。


「わかりましたであります。打ち合わせですが、ランベル様に同行してもらえないでしょうか?そのほうがうまく行くとおもうであります。それと、差し出がましいですが誰が何をどれだけしているのかを把握することもした方がよいかとおもうであります」


 そう言われて、確かに社会人になった時「報告・連絡・相談」の大事さを知った。特に上司がそれとなく質問したり個人面談なんかもしていた。


 それともう一つだ。私最近感謝の気持ちを伝えていない。まずい。信愛度を上げることもしてきていないし。これはまずい傾向だ。やりたいことが多すぎて本質を見失いかけていた。


「メドフェス。提案してくれてありがとう。確かに個人面談は大事だと思ったわ。どう?ドカーケに来て」


 まずはメドフェスと交流をしよう。メドフェスは周囲を見てこう言って来た。


「キールお嬢様は何を目指されておられるのか教えていただきたいであります。食糧問題の解決、領民の向上、ドカーケの衛兵とは違う軍の構築。まるで新たに国でも興すのではと思えてしまうであります」


 え?何それ?食糧問題っておいしいもの食べたいし、領民の向上って言っても読み書きに計算ができないと正直領内の収支を見るのも大変だからだよ。知識を持った人が増えれば私の負担が減るじゃない。


 軍の構築って言っても農業や開拓をしてもらう予定だし、一体どうしてそういう風に取られるのだろう?


「ちょっと待って。もしかして私の行動って『謀反』とか『独立』とかって思われるようなことなの?」


 そう言うと「違うの?」みたいな顔をされた。これは大問題だ。どうすれば誤解が解けるのだ。とりあえず、おじいちゃんに聞いてみよう。


「おじいちゃん、ちょっといい?」


 そう言ってあのドレッドヘアの男と話していたおじいちゃんを呼ぶ。おじいちゃんはなぜか私にはいつも優しいのだ。そして、優先してくれる。


「どうしたキール?何かあったのか?」


 おじいちゃんはやっぱりガタイがいい。なんだか歩いているだけなのにかっこいいのだ。


「うん、ちょっと聞きたくて」


 横にメドフェスにいてもらい、さっきの『国を興す』話しを伝えた。


「なんじゃ?違ったのか?儂はそうだと思ってあの10人を鍛えたぞ。まあ、鍛練は無駄にならぬから問題ないがのう」


 まさかの二人目。これって領外の他の人もそう思われているのかしら。だとしたら大問題だ。


 だって、春から『剣と魔法のストーレンラブ2』がはじまるからだ。この2作品目はイベントクリアの難易度が下がっている。まずは1作品目のレイリアが優秀すぎたからだ。


 だから、2作品目の女性キャラはちょっと個性的なのだ。そして、もう一つ。メインの女性キャラはこの国の人じゃないのだ。


 攻略対象は、第二王子、後は『武』『知』『魔』『速』の5人は同じだ。


 だが、この5人の男性キャラはこのロンベルト王国の二男、三男辺りなのだ。家督を継がないため比較的自由なのだ。


 そして、その相手はロンベルト王国の属国扱いである『ユーラシア王国』の人なのだ。ユーラシア王国はロンベルト王国の西南にある国だ。ドカーケからは遠い国だ。


 このユーラシア王国は農作物もそこそこ取れるが、一番の産業は鉱山があるのだ。ロンベルト王国から農作物を購入する、代わりに鉄鉱石や宝石などを輸出している。そう、そういう関係性だ。


 そして、このユーラシア王国のもう一つの特徴は女王制なのだ。その第一王女がかなり変わり者だ。


 そう、このシーズン2はユーラシア王国が反旗を翻すのではという疑義も起きる。つまり、婚約破棄がしやすい流れが元々あるのだ。レイリアモードだとこの反旗を翻すたくらみを片っ端から潰されるんだよね。


 といっても、誰かに依頼して動かしていたみたいだけれど、そのあたりってあんまりゲームには出て来なかったんだよね。まあ、レイリアの周りには優秀な人も多いし誰かがやったのだろう。


 うん、流石だ。ドカーケとは違って人材多そうだしな。うらやましい。


 でも、ゲームの中では「ふ~ん、そうなんだ」で済むことが多かったけれど、『反意あり』と判断された時のロンベルト王国の動きはかなり激しかったのだ。だからこそ怖い。


 そしてもう一つ。ユーラシア王国が疑われた理由の一つが、農作物の輸入先を他国にも打診をしたこともあるが一番は軍拡をしたからだ。


 ひょっとして私も『反意あり』と思われて粛清されてしまうのだろうか。違うと信じたい。おじいちゃんとメドフェスに戻ってもらい次はゆっくり休んでいるアイルに声をかけた。というか、あんまりアイルと会話した記憶がない。


「ねえ、アイルはドカーケに来てよかったと思っている?」


 まずは無難な質問から投げかけてみた。


「最初来た時はシンフォニカ領と同じで平地が狭く食事も質素でした。けれどキールが頑張ってくれたおかげでいっきに食事がおいしくなった。この点については感謝。後はスウの事。あれは感謝という言葉では終わらせられない。だから私は誠心誠意つかえようと思った」


 いや、一応隷属の首輪あるからね。そこは忘れないでね。まあ、制御できていないけれど。


「ただ、ドカーゲ領は魔境だ」


 そこまでひどい?まあ、山の中は魔物も出るし、平地も少ないけれどさ。


「皆が強者だ。執事もメイドも強い」


 あ、スティーブとかユーフィリアとか無茶強いしね。


「それに、生きる英雄がいる。あれは別次元だ」


 おじいちゃんね。結構おじいちゃん推しの人多いんだよね。私自身も自分が強くなってはじめておじいちゃんのすごさがわかってきた。ある程度強くならないとすごさってわからないんだなって知った。


「まあ、結論を言うと結構私は『今』を気に入っている。そういう意味ではキールに感謝をしているぞ」


 アイルはスウを助けたことで信愛度もあがっているし、私の中でアイルはかなり安心できる相手だ。


「それに、いつでも独立できるように準備しているのも評価できる。準備は大事だからな」

「ちょっと待って。私はロンベルト王国からの独立なんて考えてないからね!!」


 びっくりした。アイルまでそう思っているなんて思っていなかった。


「安心しろ。すぐに何かすると思っていない。何が起こるかわからないから準備をしているのだろう?」


 そんなに私の行動は誤解されるのだろうか?というわけで、一番テキパキ動いているユーフィリアを見る。すでに食事の配給は終わっている。その準備をほとんどユーフィリア一人で行っていた。片付けを手伝いに行く。


「キールお嬢様。ここは私一人でも大丈夫ですよ。何やら色々動かれているようですがどうかされましたか?」


 ユーフィリアの信愛度は5なのだ。ほとんど上がっていない。そう、私がユーフィリアに何もしてこなかった結果だ。


「ねえ、ユーフィリアに聞きたいことがあるの?」


 私はこの数人に聞いて自分の行動に自信が無くなってきた。私はただ、食事改善がしたかったはずだ。


 なのにどうして独立とか皆思っているのだろう。そういう疑問にきちんと答えてくれるのはユーフィリアのような気がしていた。


 だから相談したんだ。ただ、容赦がなさそうなので怖くもあるが。


「では、キール様がされてきたことをまず整理しましょう。


 最初に起きた変化は『手押しポンプ』です。水をくみ上げるという作業は朝行うことが多いです。


 くみ上げて家屋の中にある水甕に水をいっぱいにします。これは市井では子どもや女性が行う事が多い仕事です。その後に朝食を作ります。今までの食事は芋を蒸かして食べることがほとんどでした」


 蒸かし芋が嫌いなわけじゃない。でも、毎日だと飽きるのだ。


「まずマヨネーズという調味料が出てきました。そして、フライドポテトやポテトサラダという違う食べ物が産まれました。


 更に、森にあるどんぐりからパンが作られ、ダンデ茶の製造がはじまりました。これが何を意味するかわかりますか?


 まず、手が空いている衛兵たちがダンデ茶とどんぐり粉の製造に携わるようになりました。


 見張りや通行管理という仕事も大事ですが、皆が食べることが出来るものを作っているということで衛兵は色んな人から感謝されるようになりました」


 そうだったんだ。知らなかった。確かに大量に作るために作業を依頼したが、衛兵が行っていたのか。


「今はドカーケ内にどんぐりパンが広まっています。おそらく今年は餓死する人はいないでしょう。


 後は家畜にしてもそうです。例年は冬を越せるための餌が用意できないですが、今年は多分何体かは冬を越せるでしょう。


 毎年春に家畜を購入するための費用を捻出していましたが今年はそれを行わなくてよいので民がみんな安心しています」


 ってか、餓死する人がいたんだ。知らなかった。でも、確かに今までの食事状態だと厳しかっただろうな。


「そして、今すでに行っていることですが『道路』です」


 ああ、事前に申請してなかったから大変だったんだよね。実は新設だけが申請が必要だと思っていたら整備にも申請がいるということを知った。


 なぜかって言うと補助金が出るのだ。後だしで実は整備の申請書を出して補助金もらったんだよね。


「今までのドカーケ領内の道路はがたがたでした。土がむき出しだし、雑草も結構生えていました。


 けれど、今回の収益を使い道路の改善をし、そして宿屋や食事処を作られました。丁度手押しポンプを見学したい技術者の受け入れもあり、ドカーケの新領主は先見の明があると皆が感じました。


 後は広場で作られていたドカーケ焼きですね。どんぐり粉でパンを作るのは結構技量がいる。


 でも、どんぐり粉を使った料理を考えてくれたおかげでドカーケならではの料理が作られた。


 ドカーケの民は今まで英雄ランベル様に憧れてこの地に来たものが多かったです。けれど、今はランベル様と同じくらいキール様を慕うものが増えてきています。


 それくらいこのドカーケは変わったのです」


 自分がおいしいものを食べたかっただけなのに。しかもドカーケ焼きというかお好み焼き『もどき』はなかなかおいしいパンが作れなかったから作ったんだ。


 あの時も結構大変だったと思い出した。記憶から抹消しようと思っていたけれど、喜んでくれている人がいてよかった。


「そして、今回10名とはいえ私設団を持ったことがドカーケ内に広まりました。


 それもキール様の特命を受けて活動すること。


 そして、もう一つ『キンダーガーテン』です。教育を無償で行い、成績優秀者は雇用するとなると参加したがるものが多いでしょう。


 これはドカーケ全体の底上げになります。しかも有事には軍として徴収した場合もすぐに戦えるように教育するとなると軍拡と思われても仕方ありません」


 いや、その教育ねじ込んだのってユーフィリアだからね。忘れないで欲しい。


 私は識字率と計算能力を上げたいだけだから。そして、私のサポートを出来る人を増やしたい。これ切実なのよ。


「だから『キンダーガーテン』を聞いた時にすべてがつながったんです。


 進軍しやすい道を作り、兵糧を蓄え、兵を育てる。民は飢えて死なないようにしてくれたキール様の恩に報いるために自ら頑張ろうと真剣です。


 ものすごく士気が高いのです」


 なんかすごい誤解が起きている。というか、道路整備って輸送面を上げるんじゃなく私が移動する時に快適にするためだったんだよね。


 今はレベルも上がって大丈夫だけれど、当初は馬車での移動だけでHPが削られて死にそうな思いしたしね。


 あれって絶対私だけじゃないはずなんだよね。だって、この世界が『剣と魔法のストーレンラブ』だとしたら大半はモブキャラなんだから。まあ、一部のモブキャラが強すぎるという謎はあるけれど。誤解は解かないと。


「それは誤解なんです」


「ええ、わかっていますよ。『今』は広めるべき話題じゃないですからね。安心してください。ドカーケの民の心は一つです」


 ユーフィリアの目がマジだ。これは違うって言い出せそうにない。


「ふ、二人だけの秘密ということで」

「かしこまりました。二人だけの秘密。いいですね。ふふふ」


 なんだかユーフィリアの機嫌がかなりよい。誤魔化せたのかな?とりあえず、ここでの仕事をしなくては。


 まず、あのドレッドヘアと話しをしないといけない。なんだか怖い感じの人だと思っていたがおじいちゃんの横だと萎縮しているのがわかる。まあ、ワンパンで倒されていたしね。


「ねえ、あなたの名前をおしえてくれないかしら?」

「あぁ?」


 前言撤回。やっぱりこういう怖そうな人は苦手です。


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