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星座士〜魔法犯罪科零支部〜  作者: 柚月
閉じた世界の入り口
7/25

それぞれの想い


入ってきたのは、白衣を着た科学者のような人

こいつが依頼者ってことか


「本当にありがたいことですよ」


そいつが後ろを見て話すと俺はまた目を疑った









そこにいたのは、ゆうすけにぃ





それに舞夏のねぇちゃんにあのデカイのは誰?


舞夏のねぇちゃんはポニーテールに口元のエロいホクロが印象的だ



でかい男は、無口で筋肉がやばい

人ではなさそうだ




「実験に興味はないけど、楓は本当に生き返れるんだろうな?」



ゆうすけにぃは心配している

青桐は御堂の魔力だけで作られた人間だからゆうすけにぃの魔力は入ってない



「それは成功するかしないかによりますよ」





「ふざけんなよ」




ゆうすけにぃは胸ぐらを掴んだ

こんなに感情的になっているのは久しぶりに見る





「ゆうすけにぃ」




俺が呼んでもこちらに振り向きも、反応もしない

一切聞こえてないようだ




当たり前か

霊体だもんな


「月影楓のマグマ属性は最後の生き残りでもう存在しないと言われてます


御影舞夏は除去の能力もイレギュラーな力

青桐くんの万能なコピーもまた



そんな3人の死体が理事会の本部の会議中に窓を割って入ってきた時は驚きましたよ


本部から3人への蘇生魔法の許可が出たのは、運が良かったですよ」



「舞夏達は誰に殺されたの?」


舞夏のねぇちゃんは聞いた



「わかりませんよ

いきなり飛んできましたからね」



「探してよ」



「探してどうするんですか?

見つけて殺しますか?


彼らを殺した人と同罪になりますよ」






そう言うと黙ってしまった




あいつの言ってることは間違ってないけど...



「楓にはまだ世界を見せてやりたい

楓さ、ずっと無理してんだよ

昌大が死んで自分を責め続けてる

最近ちゃんとした笑顔をしてくれねぇんだよ」



ゆうすけにぃは涙をこぼした



「またきっと笑ってほしいから

楓を助けたい」



「私も舞夏に可哀想な思いをさせてきた

だから世界はこんなに愛が溢れてるから大丈夫だよって伝えたい」




「...

俺は悪魔だ

青桐が俺を生かしてくれた

次はお前が生きる番だ」





「さぁ始めましょうか」


そう言ってそれぞれの培養器の前に立たせた





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