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自分の死体
"ド、クン...
ドクン、ドクン
...
”
自分の体の中に何かが流れてるのがわかる
俺はゆっくりと目を開けた
...
俺は目を疑った
ここはどこだ...
幽体離脱?
目の前には培養器の中で管を取り付けられてる俺が眠っていた
俺は今、自分を見ている
俺の培養器の後ろには舞夏と青桐が培養器の中で眠っている
ここはどこかの研究所のようだ
なんで俺はこんなとこに?...
俺はゆっくりと思い出した
あぁ爆発魔法の魔導士
そうか俺達はあの時、死んだっけ
ごめん、まさにぃ
守ってくれた命なのに...
俺の身体は傷だらけだった
だがゆっくりと修復していた
培養器の中身は細胞を修復する液体ってことか
じゃああの管は?
なんのために俺は培養器に入れられてるんだ
修復して何がしたいんだ
俺の隣の青桐の死体が一番傷だらけでもうボロボロだった
さらに丸薬のせいで体の中は空洞になっていた
扉が開いた