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星座士〜魔法犯罪科零支部〜  作者: 柚月
獅子王の一歩と緋色の紫吹
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仕事事情

食堂に向かう途中、たわいもない話をしていた



「なぁクロハ、なんでそんな黙ってんだよ?」


クロハは表情がずっと固まっている



「しょうがないじゃん

楓、この前と気持ち悪いぐらい変わってるし」


キースがそう言うと、海堂とクロハが頷いた


やっぱそうなるのは当然だな


食堂の購買に行くと、高良さんが並んでいた

購買の横のSランク専用の購買で俺は学校のSランクの人しか買うことができない特別なケーキを買った



「高良さん‼︎」


俺が呼ぶと驚いていた


「え?楓様?」


「だから楓でいいよ

これ今日のお礼

教科書ありがとな」


「そんな

ありがとうございます」


高良さんは目を輝かせていた

喜んでくれて良かった



「なに?狙ってんの?

そんな女子のハートえぐるようなもんプレゼントしちゃって」


海堂は聞いた


「いや俺のイチオシあげただけで別にそんなつもりはなかったな」


俺はそう言いながら、普通の購買でかけ蕎麦を頼み、席に座った


はたから見たらそう見えるのか



「楓‼︎

ちょっといいか?」



「会長さん」


生徒会長のユーリ=シュノーイルだ


「ユーリと呼べといつも言ってるじゃないか」


「用件は?」



「ん〜

それがまた仕事の依頼だ

悪いが楓に行くよう伝えてくれと京摩に言われたぞ」


京摩

響極京摩

魔法犯罪科零支部の所長にしてハイランカーのさらに上、キングランカー第1位の実力をもつ


俺は零支部のメンバー


「最近、こき使いすぎ」



「いいだろう

この間まではぼっちだったんだから」



「そうだけど...」



俺が行くのを躊躇っていると電話が鳴った


「ちょうど京摩さんからだ」


そう言ってユーリ会長は電話を渡してきた


「え?俺が出るの?」



「当たり前だろう

楓の仕事なのだから

私は関係ない」


しぶしぶ電話に出ると、声からもダンディーさが感じられる声が聞こえた


「あ、楓か

ユーリから話を聞いたと思うが、この仕事は楓たちに頼みたい」


「たち?

内容は?」


「戦火の国カシュカラで100年間起きている戦争で、禁忌魔法や禁止された道具の乱用があるらしい」



「でそれを止めて来いと?

カシュカラ...?

紫吹‼︎」



「そう、楓の友達の出身地だ

この戦争を終わらしてほしい

紫吹くんは絶対連れてけよ」


「わかった

じゃあ学校からすぐにカシュカラに向かうよ」



俺はそう言って電話を切った


紫吹と礼御、あと解析の睡夢に頼むか?



とりあえず、3人に事情を話し、カシュカラに向かうことにした


だがこれが2つの事件が起きることになる


俺が3人を誘うと海堂が悲しい顔をした


「楓、おれたちは?」


海堂は聞いた



「ごめん、流石に何人もいらないかな」




戦地に大勢で行くのは危険だ




「楓、京摩から聞いたぞ

これ持ってけ」


何かを持って保坂先生が俺の元にきた


ん?酒呑童子の召喚石?


保坂先生の契約化身だ

契約化身は召喚石の中に入っている




「俺には必要ないよ」



「いやお前なら大丈夫なのはわかってる」



保坂先生はそれだけ言うと職員室に行ってしまった

じゃあなんで?



まぁかんがえていても仕方がない


さて行くか



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