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第九歩 本性

雪姫のホントの姿。

彼女は何者なんでしょう?

バラバラにされ、しばらくしてまた生き返った雪姫様は、小さい頃に母親が唯一残してくれた「異空間の間」に、隠れました。

その「異空間の間」は、5つの空間にさらに解かれていました。

・・・・・・・・・「春花の塔」・「夏楽の滝」・「秋風の谷」・「冬海の祭壇」・「無音の丘」・・・・・・・・・

5つの空間が存在していました。

********************************************


「え・・・?え、えぇ、妖怪。ごめんなさい・・・!あの・・・ビックリさせちゃって・・・・」

雪姫ゆきひめは、暴露したとたん、深く頭を下げた。

それがなんとも愛い愛いしい。

「ゆ、雪姫さん。そんな・・・こちらこそ、大声上げて・・・すいません・・・」

未外みんがいも頭を下げる。

これは別に・・・可愛くはない。

「へぇ・・・雪姫・・・雪姫ねぇ・・・大層な名前だなぁ、オイ」

冷無れいむが、いちゃもん付けるように言った。

「な、ちょっと冷無!失礼だろ?!雪姫さんに・・・!」

そんな未外を無視し、冷無はさらに質問した。

「で、雪姫さんよぉ。もう一つの質問にも答えてくんねーか?」

「何で、ここに居たか・・・ってヤツ?気の済むまで説明してやるわ。」

ピリピリと、空気が重い。

  この2人、ホントにさっきまでモジモジしたり、顔赤くしたりしてた人達?!

未外が思うに遅し。

先ほど冷無に言われた言葉・・・雪姫の勘に触れた。

「じゃぁ、私と手合わせお願い出来る?・・・えと―――――冷無さん」

「あぁ?!」

目をギロッと雪姫に向けた。

「何で、てめぇさんと手合わせしなきゃなんねぇんだ?」

「あら?負けるのが怖いの?勝ったら、それもおしえるから・・・。」

くすくすと笑う。

だがその笑みは、さっきの様な温かい笑みではなく、冷たい、血に飢えた化物が作り出した笑みだった。





怪しい雲行きに注意!・・・なんてね・・・。

調子こいてます。

テンション高いんで、今。

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