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第五歩 男なんて皆同じようなもんだ

未外もお年頃ですネ・・・・☆

そんな内容。

女はその後、客室に運ばれた。

だが起きる事は無く、3日の時間が流れてしまった。

「まだ起きて来ないね・・・・あの人・・・・・。」

未外みんがいが心配そうに冷無れいむに言う。

「もう、死んでたりしてな。ハハッ。」

居間で週刊少年ジャンプを読みながら、冷無は苦笑する。

「なっ・・・・!え、縁起でもない事言うなよっ!!」

否定はするものの、段々と不安になり、終いには冷や汗をかき始める未外。

ついにはもう、我慢出来なくなり・・・・。

「あぁっ!俺部屋見てくる!!」

よほどの心配症。

ドカドカと居間を出、廊下を進み始めた。

冷無は、

「ハァ〜・・・うるせー奴・・・・・・!」

呆れ気味だ。

なおもジャンプを読み続けている。

*************************************************************************************************

「たくぅっ。冷無の奴・・・。礼儀ってのを知らないんだから。」

不機嫌極まりない未外さん。

怒ってる内に彼女の寝る部屋の前にたどり着いた。

「な、何か・・・罪悪感があるんだよなぁ・・・・・。」

まぁ未外も男だ。

女性が寝ている所へ勝手に入るのは少々・・・と言うか、気が進まない。

(冷無に愛想つかしてココまで来ちゃったけど・・・・・。いざとなると・・・入り難いなぁ・・・。)

躊躇しながらゆっくりと取っ手に手を掛けた。

(よ、よぉ〜し。あ、ぁぁ開けるぞ・・・!)

正直気持ち悪い。

変態のような心の掛け声と共に、これまたゆっくり襖を開けた。

  スッ・・・・・・

襖が開いた。

目に飛び込んで来た物。

それは・・・・

美女の健やかな寝顔である。

「わ・・・ぁぁ・・・。」

音の出なくなった蓄音機の如く、未外撃沈。

その時、未外は気付かなかった。

彼女の・・・、肩の辺りで一本に結んであり、膝まで伸びた長髪が、今まで結んであった所でちぎれたかの様に短くなっていたことに。




アホな話でしたね。

なんか・・・・すんません。

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