第三歩 雪の色
高校2年生になった未外と冷無
の二人。
神社の中庭で出会った水色髪の人物は・・・!
みたいな感じデス。
神社へと向かう道。
冷無と未外の2人は、不機嫌な顔つきで、歩いていた。
「ハァ・・・ただいまぁ〜。」
未外はダルそうな足取りのまま、玄関の床を踏んだ。
「未外さん、お帰りなさいっ!」
ペコッ と、頭を下げる門下生に続いて
「お帰りなせぇ!太刀気の兄ぃ!お帰りなせぇ!未外さんっ!!」
ヤクザの面々も頭を下げ始めた。
「うん。ただいまー、皆。」
「おぅ。元気だなぁお前ら。」
つられて、彼らも挨拶を。 何とも礼儀正しい人達だ。
「じゃあ、夕飯つくるからさ、皆手伝ってね」
「はいっ!」
未外がそう言うと、5人ほどの門下生が勢いよく返事を返した。
ちなみに、今夜のメニューは ”未外特製 ドロドロ田舎カレー”だそうだ。
ネーミングセンスは悪いが、すごく美味しいらしい。
・・・・・・ 40分後 ・・・・・・
(雨・・・?いや、雪?かな?それとも・・・・・混ざってるの?)
窓の外、先程までは洗濯日和だった天気が今や、梅雨の天気とも、冬の天気とも取れる異様な物に変わっていた。
まるで--------天変地異の様に。
「あーぁ。洗濯物濡れちゃうよ・・・。冷無ぅ〜?洗濯物、取り込んで来てぇ〜」
居間に居る冷無に、未外は声をかけた。
「チッ・・・ハイハイ・・・・」
疲れた様子で腰をあげた。
その時何か・・・・冷無は胸騒ぎがした。
ダボダボのジーパンを引きずりながら、玄関先で靴を履き、外へ出ると、霧・雨・雪の三つがごちゃ混ぜになった様な景色が、冷無の前に広がっていた。
(ンだよ・・・この天気)
ズボンのポケットの手を突っ込み、物干し竿がある、中庭の方へ足を進めた。
しばらく歩いた所・・・曲がり角にさし掛かった時。
冷無は、水色の髪の様な物が、風に舞うのを見た。
(・・・!誰か居るのか!?)
泥棒の類かと思った冷無は、ダッシュで角を曲がった。
「テメェ!一体なにもン・・・・・?!!」
この光景を・・・どう、説明しようか・・・・・・・・。
第一歩 朝の日いつのひ
は、手違いで別な所に飛んじゃいまして・・・・。
コメディー・ で検索し、しばらく探せばあると思いますので、第一歩が読みたい方は大変お手数ですが、上記の様にしてお探し下さい。
申し訳ありません。