第十八歩 白
新キャラ?
前から出したくて堪らなかった奴です。
心の底から好きなんだ
モウ、キキアキタ。
君のこと愛してるんだ
モウ、ウンザリヨ。
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「・・・姫ちゃんと言いますと・・・?」
未外が、逆に質問した。
玄関に立つ男へと。
「姫ちゃん言うたら姫ちゃんやがな」
「いや、姫ちゃん誰だよ!」
居間まで、そんな会話が聞こえた。
「誰だろ? 知り合いかな?」
「さぁな・・・
ツッコムのが趣味みたいなモンだからな
アイツは」
「未外くーん!
早く戻って来てぇぇ! ボケで飽和しちゃう!!」
雪姫も冷無もノリノリだ。
まだ午前中だというのに。
「ちょっと、遅すぎるわよ 戻ってこない」
まだ、玄関先からワァワァ騒がしい音が聞こえている。
「私見てくる」
そう言って雪姫は廊下をトタトタ歩いていった。
−30秒後−
「ギィィヤァァアアアァァアァ!!!!」
バタバタと足音が、奇声を発しながら
居間の方に近付いて来る。
――――雪姫の声だ。
「どしたぁ?
ゴキブリでも出たか?」
ダイニングテーブルに肘をつき、走って来る雪姫にチャカを入れる冷無。
「っとぉぉ! 雪姫さん?!
何で逃げるんスか!!」
未外は負けじと、全速力で雪姫の後を追い駆ける。
「う、うぅぅぅううぅう後ろぉぉぉぉ!!!」
「えっ!? 後ろ??」
未外は首を回した。
あ、グルゥンってゆうあの、気持ち悪いヤツじゃなくて。
すると目線の先には、
「ひぃぃぃぃぃめぇちゅゎあ〜ん!!!
逃げんでもええやんかぁぁぁ!!」
一本結いの男・・・・先ほど空裏家のチャイムを押した張本人。
男の名は――――
「グッディーノがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
『・・・・・
グ・・・グッディーノ・・・・・・??』
出たね。
コイツ、実を言うと二番目に気に入ってるんですよw
え? 一番は誰か?
あ、そんな事聞いてねぇ?
そうですか。
まぁ、一つ宜しくお願いします。