第14歩 向き・不向き
ひたすら騒ぎまくります。
「助けて」 って。
言ったはず。
あなたはどうして きてくれなっかたの?
なんであのとき いなくなったの?
幼い頃に・できた傷跡
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何で、こんなに仲悪いんだ?この2人・・・。
未外は思うのだった。
何事も無ければ、客室のままだった、この部屋で。。。
彼等は――――冷無と雪姫さんは、未だ、いがみ合う。
「さっさと言やぁいいんじゃねーの?
それとも、まともな説明できねぇってか??」
冷無はホントに挑発的だ。
「あなたの頭脳次第でしょ・・・?」
いや、こっちサイドも負けず劣らずだが。
未外の出る幕なし と、言った所か・・・・。
「まぁまぁ、勝手にやっててよ。
俺は夕飯作ってるから。」
ついには未外も、部屋を出ようとする。
が、彼等の目には映っていない。
とゆーかもう、子供の口喧嘩になっている。
このバーカ!お前のか〜ちゃん、で〜べ〜そ〜!!
なにぃぃ!!バカって言った方がバカなんだ!このバ〜カ!
こんなレベルだもん。
未外が呆れるのも頷けるわ!
まぁ、そんなこんなで・・・・・
*2時間経過*
まったく・・・2時間も何しとったん?おんどら。
まさか、ずっと口喧嘩しとったんか?
そのとーりです。
もう7時を過ぎちゃいました★
夕飯の時間です☆
てな訳で・・・・・
*いただきま〜す!*
「・・・何だこの展開はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??!!!!」
ドガシャァッ!!!!!
食卓が揺れた。
激しい音をたてながら。
「おかしいでしょ?!
何で雪姫さんがここでご飯食べてんの?
何で冷無はもうおかわりしてんの?
何で皆冷静で居られんの?
何で平然としてられんの?
訳分かんないよ!」
動揺しまくりの未外さん。
「長台詞ご苦労。つーかうるせぇ。」
冷無さんは、名前のとうり冷たい御方ですね。
「未外くん、そんな驚かなくてもいいじゃない。ご飯おいしいよ?」
ザ・マイペースガール雪姫さん。
「いや、俺が作ったヤツだから!
どうしてそんなとけ込んでんの?家の食卓に!!」
「いいじゃないっスか、未外さん。
空裏心道寺の紅一点って所ですよ。」
なだめる門下生達。
「意味分からん!その理由ぅ!!」
喉を枯らしてツッコむ未外でした。
良かったよ、しゃべってくれて♪
テンション高ぇ。こいつ等・・・。
多少方言がまじってましたね。
あ、ちなみに、
冷無・ボケ&ツッコミ
未外・ツッコミ専門
雪姫・ボケ&ツッコミ
みたいな感じで。
役割決めないとね。