第十二歩 笑み
なんかの終止符をうつ時。
タラン タラッ タタン♪
リズムに合わせて
操られるヤ★
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パラパラと木片が舞い落ちる。
冷無の姿は、まだ土埃に消えたままだ。
「冷無・・・・?何で・・・何でぇ・・・」
大粒の涙が未外から流れた。
「・・・・の・・・冷無の・・・・バカヤ―――」
言いかけた時、
ガラガラ!!
崩れ落ちていた木材達が一気に盛り上がった。
「誰がバカだよゴラァ?!・・・・いつつ・・・」
床下から、冷無が這い出てきた。
「冷無!!?」
突然に事態に未外は戸惑った。
が、それは、未外のみではなく、雪姫も同様に、だ。
(やっぱり・・・思った通り!)
「悪いけど、ここでストップさせてもらうわね?」
『?!』
未外と冷無は驚愕した。
勝手に仕掛けといて、勝手に終わらせる・・・って、自分勝手にもほどがある。
「いい加減にしろ。おい女!
一体どうゆう了見だ?俺で遊んでたってか??」
冷無が思いっきり睨み付けた。
が、怯えもせずに、彼女は言った。
「遊んでた訳じゃないけど・・・ま、勝っても負けても教えるつもりだったし。
君からの質問。。。」
クスクス笑う彼女の空気は、まるで木漏れ日のようだ。
さっきの目からは、想像できないくらい温かい。
「じゃ、じゃぁ、何で手合わせなんて・・・・・?」
未外が問いた。
「その事も教える。2人には。・・・えっとぉ・・・?」
「?・・・あっ、俺は未外で、そんで、こいつは太刀気 冷無って言います。」
「『太刀気』・・・くん・・・・。」
改めて紹介してやる。
「未外くんと、太刀気くんには――――ね?」
冷無は相変わらず ぶすぅ っとしてる。
だが、俺は思わず
「あ・・・はっ、はいぃ!」
声が裏返った。
それより、どきっとした。
そんな空気をブチ破ってくれたのが―――冷無さんだ。
「じゃぁ教えろや。キッチリとなぁ。」
またもや ギロ っと睨み付ける。
「はいはい・・・・」
苦笑しながら返した。
雪姫は、話出した。
終わった〜・・・やっとだよ。もう・・・。
はぁ〜・・・・・・疲れた。