日常なお礼 ■ 05
拍手御礼のお話です。
たまにパラレってますが、気にしてはいけない。
たまに本編と時系列がずれているが、気にしてはいけない。
イシュアレナ大公にお伺いします。
現在、投票では魔王様の次点で三位であるサナリさんと一〇〇票の差を開いている事に付いてどう思われますか?
「投票等愚かでおこがましい限りだ。魔王様が首位であるのは当然であろう。馬鹿者。まぁ、サナリラナイアとワタクシに一〇〇票も差があるというのは愚か者なりにも見る目があるのだろうから、その点については誉めてやってもよい」
投票頂いた皆様、イシュアレナ大公が誉めて下さいました。
イシュアレナ大公なりの誉め言葉と思われます。
次の質問ですが、魔王様は人間族とはなるべく事を構えない考えをお持ちのようですが、この点に付いてイシュアレナ大公はどの様に思われているのでしょうか。
「ワタクシ個人の意見であれば、魔王様の心配は杞憂である。人間族等は我等魔族にとって動物同様であり家畜である。貴様等は家畜を恐れるか? 不意を衝かれれば多少は驚きもするがその程度。取るに足らない存在に何を怯える必要がある。優遇した所で、愛玩動物といった所だ。魔族の中には、特に我が淫魔族では好んで人間族と交わる者もいるがそれも手軽さ故の事」
はぁ、然様でございますか。
先日魔界へやってきた人間族のラズアルさんと魔王様が親交を深めているようですが、この点に付いてはどの様に思われて……あっ! お止め下さい! 私はただのインタビュアーであります! 決して、魔王様とラズアルさんの仲を深めるような行為はっ!
ア――――ッ!!
『恐れ入りますが、暫くそのままでお待ち下さい』
お見苦しい点がありました事をお詫び申し上げます。
魔王様とラズアルさんの交流に付いて、イシュアレナ大公のご意見を頂けますでしょうか。
「…………先も言った通り、人間族等は家畜も同然。魔王様があのラズアルとやらと懇意になった挙句に閨を共にするともなれば、貴様等の所で言う獣かnっ」
っ!!
何と言う事でしょう! 室内にも拘らず、なぜかイシュアレナ大公だけに落雷がっ!
あっ! しかも立て続けでありますっ!
身を焦がす所か骨しか残らない勢いでありますっ!
以上、現場からお送りしましたっ!
スタジオへお返し致しま――――っす!!
拍手と投票でイシュ宛に頂いたコメントがネタです。