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日常な診断 ■ 03

Twitterの診断メーカーをネタに思い付いたお遊びであります。

 島の美しさを見せてやろうと、白い砂浜へと連れ出した。

 月の明かりを反射し、自由気儘に泳ぐ魚の鱗は海の中で淡く輝いている光景を美しいと思ってくれているだろうか。

 黙したままの彼女の頬へ、自然と吸い寄せられて唇で触れてみる。

 恥らうかのように俯いた彼女の横顔へと掛かった、珍しい黒い髪を指で掬い耳に掛けると擽ったそうに顔を背けてしまう。

 そんな彼女の顎先に指を掛け、些か強引にもこちらへと向けさせれば心做しか潤んだ瞳に胸がざわめきを覚える。


 もう一度触れたい。


 そう思い、彼女へ「するのと、されるの。どちらが良いですか」と囁くと、視線を揺らしながらおずと両手を差し出した。

「手錠を外すという選択で」

「だが断る!」

ナイリアスの理想の2度目のキス

砂浜、静かに波の音を聞きながら「するのと、されるの、どっちがいい?」

服装:手錠

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