表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/39

日常な診断 ■ 02

Twitterの診断メーカーをネタに思い付いたお遊びであります。

 上位魔族による社交の集まりに参加されていたはずの魔王様が気付くとおられなかった。

 いずこかと探してみるとテラスに出ておられるようだ。

 輪を抜け魔王様のお傍へと近寄れば、ワタクシに気付き振り返る。

「お一人でいかがされましたか」

「やぁ、人が多くて目が回りそうだったから一休み中」

 笑い混じりに言葉を返された後、吐息を零して再び月を見上げる。

 その横顔を眺めている内に、ふと掻き立てられた衝動をそのまま口にしていた。

「魔王様、口付けをお許し願えますでしょうか」

 魔王様はワタクシを見上げ、些か驚いた様子で瞬きを繰り返された後、思わずといった様子で表情を綻ばせた。



「一昨日来やがれ」



 それはそれは爽やかな笑顔で一言告げられた魔王様は、ワタクシを気に留める様子も無く広間へと戻ってしまわれた。

 そんな素気無い魔王様の仕打ちに、イシュはイシュは! 悦んでしまうのでございます!!




 そんなやり取りを眺めていたガルマとシャイアは呆れた表情で呟く。

「阿呆よのぅ」

「アホだな」

「……」

 言葉を発する事なく深く頷き肯定をするサナリであった。

イシュの理想の2度目のキス

打ち上げの最中、仲間たちから離れて「キス…する?」

服装:私服


細かい事はスルー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ