-35- 金融政策
金融政策をうっかり誤ると国家の将来を衰退させるようなド豪いことになる。コトがコトだけに一市民の自分には到底変えられないぞ…と髭川は思うでなく偉そうに思った。^^
髭川の思考ではこうなる。
『デフレ脱却って、物価が上がってるのにデフレな訳がないだろっ! 物価が上がるのはインフレだっ!』
というものである。確かに、デフレ[デフレーション]は需要と供給のバランスが崩れ、物がダブついて売れないため価格を下げて売る他はなく、物価が下がる現象である。逆に、インフレ[インフレーション]は買おうとしても物がなく、物価が高まる現象なのである。世の中は現在、物価が高まって庶民が泣いているのだから、デフレな訳がないだろ…と髭川はブツブツと偉そうに怒っていたのである。^^
『ゼロ金利政策だってそうだっ! いくら企業を金利で底支えしたって、国民が買えなきゃ意味ないだろっ!』
髭川はブツブツとまた怒った。^^
『なになにっ! サポートが2025年の10月に終了するからバージョンアップしろってかっ! 自社開発したプログラムを大事にしろっ! 使用者を困らせるなっ! …傷んでもいないものを使えなくするなっ! …まあこれは、金融政策とは関係ないが…』
内心で怒りながらも、サポート終了によるwindows10→windows11への移行の勧めは関係がないか…と髭川は少し怒りを鎮めた。
孰れにしろ、^^ 金融政策をお上のお偉いさんがうっかり間違えれば、国家の将来は右肩下がりになる・・という髭川さんの言い分でしょう。我が国経済が中国に抜かれ、世界経済の第四位に低落し、失速したのは事実のようです。^^
完




