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30/100

-30- 観葉植物

 とある秋のことである。禿岡は、まだ、いいだろう…と軽く考え、観葉植物を家の中へ取り込む作業を先延ばしにした。ところが、である。そう思った次の日の早朝、俄かに真冬の寒波が襲来し、凍えるような気温になったのである。

『しまった…』

 禿岡は、うっかり取り込む作業を先延ばししたことを後悔した。だが、悔やんだところで寒波は、『そうですか…。それじゃお気の毒ですから、もう少し先に延ばします…』と、後(あと)ずさりしてはくれない。^^ 禿岡は慌てて早朝から観葉植物の鉢を取り込み始めた。作業を終えたのは昼前の十一時過ぎになっていた。

「お疲れさま…」

 良妻賢母の妻に笑顔で慰められ、禿岡は、朝昼兼用のブランチ[ブレックファースト{朝食}+ランチ{昼食}の造形語]を美味しく食した。

 このように、植栽管理にうっかりミスは禁物です。植栽好きの皆さん、この点だけは留意しましょう。春に出すのをうっかり忘れているのは、何の問題もありませんが…。^^


                   完

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