-18- 消耗品
些細な消耗品は、予備を買っておけば、うっかり切らす・・という事態を未然に防げる。しかし、そのときはまだあるのだから、買っておこうという気持には、どうしてもなれないものだ。そこに、先々に対する管理能力、洞察力、維持力、判断力といったようなものが問われる訳である。切れかけていた消耗品をうっかり買い渋り、そのときになって対処するようでは、もう、遅い。^^
日曜の朝、斧木は楽しみにしていたDIY[日曜大工]に精を出していた。ただ、斧木のDIYで作ったものは、どれ一つとして完成たものはなかった。要するに、その製作工程にうっかりミスが存在していた訳である。誰もが完成させるつもりで作業はするものだが、斧木には、完成させるという熱情が希薄だった。ただ、やっている場に身を置くということで、斧木は満足感を感じていたのだ。だから、うっかりミスがあろうとなかろうと、斧木にとっては、どぉ~~でもよかったのである。^^ ということで、斧木は、この日もDIYをやっていた。
『しまった! 買っときゃよかった…』
木工ボンドを塗る作業の途中、斧木は、うっかりボンドが残り少ないことに気づいた。この前、専門店へ行ったとき、その売り場の前を通りかかったのである。だが、うっかり買わなかったのである。結果、この日も残念ながら斧木のDIYは完成を見なかった。^^
このように、消耗品はそのときあっても、多めに買い求めておく・・ということで、うっかり切らす事態を未然に防ぐ有効な手段となります。まあ、出費しにくいご時世ではありますが、ご参考までに…。^^
完




