表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おっさんの徒然エッセイ

気になってしょうがない歌詞の話 

ここにあげた曲やアーティストを侮辱する意図はありません。

ただ、単純に私がひねくれているだけです。


何となく気になって仕方ない歌詞の解釈に関するお話です。



 さて、原作軽視なお話が飛び交う中で、音楽関係だけは権利団体がめっちゃ強いこの国で、既存の歌謡曲の歌詞の引用は危険極まるので、すこーしぼかした書き方になるかなーなんて思いつつ。


 まぁ、音楽関係でも、結構キャリアのある方がアイドルグループの楽曲提供を頼まれて、ボツになったにも拘わらず、そのまま楽曲が使われて、クレジットに自分の名前がなく、盗作と訴えた裁判がありましたから、あれはご本人がキャリアのある方でしたから、泣き寝入りせずに済みましたが、実はそういう話って、いっぱいありそう。

 閑話休題



 はい、今日は奴隷が気になってしょうがない。昔から疑問しかない、実際にリリースされている曲の歌詞についてのお話です。




 TMNetwork 「The Point of lover's night」


この曲の一番の歌詞が気になり過ぎる。


 状況を説明すると、まず、主人公は電話ボックスに行くんです。

 なんで無人の電話ボックスに行ったか、仲間内でよく使うので、きっと彼女が電話を掛けて来たのもここに違いないと、そうアタリをつけたのでしょう。

 

 で、その電話ボックスには彼女のメッセージ入りカセットテープがありました。

 

 「電話ボックスに忘れたカセット」で「君のメッセージ僕に伝わった」


 なんで、彼女も彼女で、彼氏がここの電話ボックスで忘れたと見せかけたカセットを発見し、かつ、それを彼女のものと断定して聴くと思ったんでしょう。


 エスパーか、ロメロスペシャルを掛け合うレスラー並みの信頼関係がなければ成立しないシチュエーションでしょう。


 そして、メッセージを聞いた彼氏がある店にいくと、ひとりぼっちで彼を待ってる彼女がいたと、ミステリー読みすぎで拗らせたバカップルなんですか。



 B'z 「いつかのメリークリスマス」



 名曲ですよ。

 間違いなく名曲です。


 ただ、プレゼントのチョイスが「椅子」なせいで奴隷は爆笑のツボを押されてしまうのです。


 別に椅子がプレゼントでも何も問題ないんですが、歌詞のシチュエーションと併せると微妙に面白いんですよ。



 まず、閉店間際の家具店か、アンティークショップか、セレクトショップかに駆け込む稲葉さん。


 まだ、普通ですね。


 彼女が欲しいといった椅子をおそらく「クリスマス当日」に閉店間際に購入、ラッピングしてもらう稲葉さん。

 若干非常識ですね。店も軽く迷惑です。


 ラッピングされた椅子という大荷物を抱えながら、電車内でニヤニヤする稲葉さん。

 稲葉さんだから、万歩譲って許されますが、普通に不審者ですね。


 ラッピング(以下略)を抱えながら、歌いながら線路沿いを帰る稲葉さん。

 もう、稲葉さんだとしても補えない不審者ですね。

 


 ドアを開けた君は夕食を作っていた。

 で、誇らしげにプレゼント見せた。

 君が喜んだので、嬉しくて抱き締めた。


 普通ですね、荷物がラッピング(以下略)なデカ物でなければ。

 どう考えても、まずドアを開ける前に見えないように開閉側の反対に隠す必要があるし、見せたあと抱き締めるにも、一旦脇に置かなきゃならん。

 これがね、片手に収まる小物なら、後ろ手で隠して、そのまま抱き締めにいけるのに、何故に椅子をチョイスした稲葉さん。


 これ、この椅子チョイスのせいで、無駄に実話感がスゲーなと思ってたりします。



 Mr.Children 「光の射す方へ」


 二番だったと思うんですが。

 「ストッキングをとって」「すっぽんぽん」にすれば「同じもんがついてんだ」と続いて、その後は面倒くさくなって、送りもせずに帰ったと歌ってるんですが。


 ここのシチュエーションの解釈に、ずーっと悩んでます。


 有名アーティストである桜井さんを誘う女性たちのあの手この手、その慣れた感じに嫌気がさしてる描写がありますから。


 誘われて、何となくその気になったものの、どうせ脱がせば同じなんだし、なんかめんどくせーな、とわりかしクズなムーヴで送るのも止めて帰ったと解釈するのが普通ですかね。


 ただ、ホテル行って、実際に脱がしてみたら「(自分と)同じもん(息子)がついてんだ」なら、かなりシチュエーションが変わりますよね。


 やる気満々でご到着、からのパオーン遭遇。

 急な展開で藤岡弘、氏にジョブチェンジしても、その密林を探検する勇気も気力も失って「送るのもよした」んなら、これは仕方ないかなーとか。



 B'z 「だからその手をはなして」


 B'zの記念すべきデビュー曲なんですが。

 ストーカーソングなんですよ。


 ストーカーという言葉は、おそらくリリース当初は無かったと思いますし、まだデビュー前、過激なファンのことを歌ってるわけでもない。


 なんで、わざわざデビュー曲にこの歌詞なんだろうって、結構謎な歌ですよね。



 


 まぁ、この他にも気になる歌詞は沢山あるんですが、きりが無いのでこのあたりで。


 オマケ


 B'z 「いつかのメリークリスマス」


 俺の友達はこの曲のサビを、5年くらい「いーつまでも手を仰いで」と勘違いしてました。


 「なーんで万歳してたいって歌ってんのかなーって疑問だったんよ」

 

 と、それはこっちが訊きたい聞き間違えしてて笑いました。



 あとは、有名になりすぎた替え歌のせいで、オリジナルの間違って覚えてた友達もいて、カラオケで唖然としてたり、意外とヒット曲でも、「空耳」で覚えてる人が多いんだなーと。


 まぁ、ヒット曲だからこそ、かもしれませんね。


 秋元康先生は曲が出来ると、一番、音質の悪いスピーカーで聴くというエピソードがありましたからね。


 先生曰く。

 「場末のスナックや、田舎の商店街、そういうとこの割れたスピーカーから聴いても、何となく耳にのこる曲がヒットするんだ」


 ということなので、引っ掛かるというのは大事な要素なのかもしれませんねー。





感想お待ちしてますщ(´Д`щ)カモ-ン

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 高校生の頃、B'zファンで作中に書かれていた曲もうっとりして聴いていました。 でも、ファン熱の冷めた現在、「確かに椅子ってないよな……」とツッコミました。 楽しく拝読しました。ありがとうご…
[一言] こんにちは。 「いつかのメリークリスマス」の解釈、面白いですね。 絵にはなるんですよね。 クリスマス、椅子を持って、夜の道を歩いて帰る。 雪が降っていたら、なお良い。 豪華なプレゼントでは…
[良い点] 歌詞の解釈って人によって違うこともあるんだなと知れて面白かったです。 [一言] 以下は私の独自解釈です。 よければご覧ください、 The Point of lover's night …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ