表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ 第零部隊

よろしくお願いします。

 「お前ら、この世で最も幸せな空間を知ってるか? よし、言ってみろ」

 戦場のど真ん中。ボロボロの武器を携えた四人(おれたち)に向けてアホみたいな質問が飛んでくる。

 みなが思った――絶対にここではない!

 「知っているとすら言ってません。何がよしですか」

 ツッコんだのはミランだった。

 ミランは桃色の髪をボブにした少々気難しい少女だ。なぜ少女が戦場で武器を構えているのかについては説明している暇はない。

 「さぁ戦線を離脱しますよ」

 副隊長である手前、これ以上メンバーを危険に晒すことはできない。

 俺は強引に隊長の腕を引いて後退しようとする。

 「いやだ」

 「おい」

 「いやだ! いやだいやだいやだぁぁぁぁあ! 書類整理に武器の整備。上からの押し付け業務に訓練指導。ゲームしてれば呼び出され? 眠っていれば叩き起こされ……挙げ句の果てには風呂に入れば銃撃される! 俺は戦場から外に出たくないっ!!」

 じだんだを踏み鳴らし、しまいには仰向けに倒れべそをかく()()

 毎度毎度のことながら殺意をおぼえる。一体何度、この人のせいで死にかけたか。

 しかし一体何度、この人に命を救われたのか。


 ミドラ国軍 第零部隊。欠陥品やらバーサーカーやら死神やら呼ばれる連中(おれたち)五人の所属部隊。

 役割は特攻、切り込み、おまけに殿(しんがり)。しかして死者数いまだ零。

 敵軍からは怪物呼ばわり、自軍からは腫れ物扱い。

 第零部隊(おれたち)は今日も、バカな隊長が呼び込む災難と、弾丸の嵐をくぐり抜けて生く。

今後、普通に魔法やら特殊能力やら登場するので濃厚な戦記ものが読みたいかたは御了承ください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ