第22話 狙撃手検定前編
先週は投稿できずにすいませんでした、リアルで色々ありモチベがでず、ですがもう復活したのでご安心をば、それではお楽しみください
次の瞬間、的に目をやると俺は驚愕した
「は?」
的に目をやるとそこには全ての的のど真ん中に穴の空いた的があった
的は大きめの葉に糸をつけて木の枝にくくりつけただけのものである
「はじめて、撃ったんだよな?」
俺はそう恐る恐る聞くと
「そうだけど?」
と、キョトンとした顔で返された
銃は素人はまず当てられないものなのだ特に今みたいに数十mも離れている時は余計に素人の場合当てられることすら奇跡に近いのに連続してそれもど真ん中に、、、はまずあり得ないのだ
俺はグロック17の最大有効射程である50mの地点に同じような的を設置した
「アイズバン、あれを撃ってみてくれないか?」
的を設置し終えた俺はアイズバンにそう言った
「いいけど?」
アイズバンはそういうとグロック17を構え、的の位置に狙いをつけるとすぐさま引き金を引いた、グロック17はその瞬間内部で火薬を炸裂させ、ゴムを放った
そしてそれは当たり前かの如く的のど真ん中に当たった
「マジか、、」
俺はそう漏らすと同時に思った
(才能って、スゲェなぁ、)
と、そして俺が呆然としていると、
「ちょっと陸奥濃!なんとか言いなさいよ!」
「あ、あぁすまん、てか、陸奥濃って呼ぶのは辞めろ?」
「シュラングなんて呼びにくいでしょ?」
「いやそういう問題じゃなくてだな、、、」
「うーむ、」
今は休憩中である、といっても飲み物もお菓子なども持ってきていないわけだが
俺は絶賛悩み中である、何についてかって?勿論先程のアイズバンの射撃についてである、仲間になった後はサブマシンガンかアサルトライフルなどにしようと思っていたが、あの射撃の腕は予想以上だったこともあり、狙撃手にするのもいいなと悩んでいるのだ。
ちなみにアイズバンは休憩に入ってからもずっとグロック17をいじくり回している、マガジンはさしていないから安全ではあるのだがどこか危なっかしい
俺が考える人並みに考えているとアイズバンがいきまり
「ねぇ!なんか遠くに弾を飛ばせる銃ないの?」
と、聞いてきたので俺は
「あるにはあるがなぁ、」
と言った、するとアイズバンは
「それ使いたい!」
と走ってきた
だが無論ポイントが発生する為無闇に生産するわけにもいかず、
「そんなに毎回毎回簡単に出せるもんじゃねぇんだよ」
と言った
アイズバンは「えー、」と露骨に嫌な顔をしてきた、だが俺としてもアイズバンが本当に狙撃手に向いているのか確かめたい為
「じゃあこれで550m離れた魔物を殺してみろ、そしたら出してやるよ」
そう言いながらスコープとサプレッサーつけたFAL CARBINEを出した勿論550M先を狙えるようなスコープだサプレッサーは多少高くついたがまだ許容範囲だ
「撃っていいのはワンマガジン分、20発だ」
「550mね、やれるだけやってみるわ、でも魔物は誰が見つけるの?」
「あー、ん?、あ、俺がやる感じ?」
そう聞くとアイズバンは首を縦に振った
まぁ、嫌だと言ってもやる人は俺しかいないわけで、
「わかった、じゃあ場所を決めてくれ」
というしかなかった
アイズバンの口調を安定させましたぁ




