第20話 条件
最近小説内の情報量が少なすぎると気づき始めたので出来るだけ増やそうと頑張っていきます(*'ω'*)
「ふむ、、いくつか質問いいか?」
俺は少し俯いて考え込み質問した
「何?」
若干面倒くさそうにしながらアイズバンは言った
「どんなイジメを受けたんだ?」
イジメを自分の巻き添えで食らっていることは知っていたが、今まで聞いていなかった
「私が家では何人もの男を囲っているとかあんたが私の彼氏って噂を流されてたり、他には事故に遭わせようとしたり」
思った以上に酷かった
「成る程な、んで、復讐と言うが基本的には何をして欲しいんだ?」
殺しかそのへんかと思っていたわけだが、、、、、、
「ピーマンをいじめて来た奴等の馬車に詰め込むのよ!」
「......................はい?」
俺は困惑した、事故に遭わされそうになったり復讐と言うからには殺しとかその類だと思っていた
「え?そんなことでいいのか?なんかこう、殺しとか、そう言うのは?」
「嫌がらせには嫌がらせで返しませんと、過剰にやってしまっては奴らと同じですし、先生や大人はやり返してはダメと言いますがあれは要は 先にやったもん勝ち、やられた方は泣き寝入りしろ と言っているのと同じですしね」
「まぁいいか、俺はまだこの都市に用があってな、いつになるかはわからないが、そうかかることはないだろう、それが終わってからでもいいか?」
「それで構いません」
若干機嫌が良くなったのか、少し笑いながら答えた
「それでだ、今話すのか?俺の素性」
若干嫌そうな顔をしながら俺は言った
「怪しいものと仲間にはなれません」
そうはっきりと言った
「だが、俺が嘘を言う可能性は捨てきれないと思うんだが?」
俺はアイズバンにそう疑問を投げかけた
「大丈夫よ、メモリーアーチェ使えるし」
メモリーアーチェとは簡単に言えば人の記憶を覗き見る為の魔法で、基本的には拷問にて情報を吐かせるときに使う
その人の精神的抵抗力によって観れる記憶は変化する為、基本的にはクスリと併用して使われる、但し記憶の量によっては使用者に負担がかかることもあるが、エルフなどの長寿なものが法を犯すことはあまり無く、人間の基本的な記憶量では使用者に負担がかかることはあまりない
「ほぇ〜そんなものが、魔法って本当便利だな」
前世界にあったらどれだけ楽だっただろうと思った
だって拷問とか面倒なことせずに情報が手に入るんでしょ?便利だし楽じゃん?
「今は必要最低限の情報だけでいいか?お前なら嘘を見抜けるんだから大丈夫だろう?詳しいことはお前の復讐終わった後に話すから、な?」
今神や前世界のことを知られるとまずいのでなんとか出来ないか聞いてみる事にした
「確かに嘘を見抜くのは得意だけど確実ってわけでもないのよねぇ」
「ダメか?」
「うーん」
アイズバンは悩んだ
「少しぐらい信じてみましょうか」
「OKわかったじゃあ話そうか」
「まずは俺の名前についてだ」
「名前?フィリップじゃ無いの?」
アイズバンは少し驚いた顔をした
「あれは偽名だ、俺の本当の名前は、 陸奥濃 シュラング」
「ムツノ シュラング?貴族だったの!?」
アイズバンはまた驚きながら言った
「いや、俺は貴族じゃ無い、俺のいた国では貴族制は廃止されていてな、平民でも姓を持つことができたんだよ」
「成る程、変わった国ですね」
「まぁ詳しい事は後でな」
シュラングは苦笑しながら言った
「そして次、俺の年齢だが一応21だ」
「大人なんですか?その身長で?」
「うっせぇこう言う大人もいるんだよ」
「そしてお前が一番気になっているであろう事だ」
「決闘の時や先程の殲滅戦の時に使っていたものですか?」
「そのとうり、俺が使うあの武器は、銃という」
ブックマーク4件もついてる!
☆-(ノ●´*+*+*+(・ω・。)ノィヾ(・ω・。)ェ‐‐ヽ(。・ω・)ノィー★+
∀)八(∀`●)ノイエーイ☆




