さいていの果肉

美鬱の家

あまい腹痛

おどろ おどろしくて、甘い。

それが第一印象、だろう。

それがきみの総て、だ。

勿論 きみの淹れるアップルティーはまさにそれだ。

ああ 嫌だ

あァ厭だ

　「わたしのこと、おぼえてますか」

どうしようか、NOと言いたい

きっと、正直に吐いたら僕(やつがれ)は泣かれてしまうだろうか。

天井

背に張り着くシーツ

乾いた蒲団

せりあがるのは空腹、乾燥、嘔吐＿＿＿＿＿＿＿＿＿

と、焦燥感。

　「なんで何もいわないの」

きみは腹痛みたいだね

無視できない上に 長く居座り、

ひどく 主張し て きて 、

ついて　、まわって！

………それでいて、「きみのせい」だって言うんだろう、

ねぇ