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第19話、収入印紙

 ある日のこと。私が一日の仕事を終えようと、書類作業をしていると、まだ間に合いますかと息を切らして女性がやってきた。私は、おかけくださいと話して、椅子に座らせる。

「収入印紙が欲しいのです」

「収入印紙ですか」

 私は、どれほどの取引なのかを尋ねる。すると、家の売買のようだ。3000円の家を買うらしい。この世界では中の上、あるいは上の下のランクの家だ。私は、その話を聞きつつ、不動産売買契約に関する印紙税早見表を取り出す。

「不動産売買に係る契約書の場合、収入印紙は1円分となります。よって、1円の収入印紙を貼付することになります。また、収入印紙代は、契約文書に掲載されている人物で割ることとなります」

 実際には、一方的な行為の契約は作成者のみが、双方が行為を行う契約は双方が、収入印紙代を負担することとなっている。その他については、税理士に説明させることとして、私はその場を離れた。

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