三章まとめ
簡易版です。後々、情報を加えることがあるかもしれませんが、三章に書かれた以上の情報の追加は有りません。
例によって、読み飛ばし可。
三章時点での主人公達の組分け
●アリスを侯爵家に送り届ける組
メンバー:リーティス、アリス、竜崎紅
パシルノ男爵領ソルベニスの町から、オルニス伯爵領を目指して旅立った組。目的はアリスを無事に侯爵領、もしくは侯爵家の者に送り届けること。
“爆弾”を抱えた紅に万が一のことがあった場合は、リーティスが転移の指輪で薫を呼び出すことで対応する取り決めが薫とリーティスの間で交わされている。
●ラナをアルケミの町まで送り届ける組
メンバー:竜崎薫、ユムナ
同行者:リュウ、ラン、ラナ
ソルベニスの町から、いくつかの町を経由して大自治都市アルケミの町を目指す組。目的はラナをアルケミの町まで送り届け、治療を受けさせること。
また、薫の目的としてこの世界の知識の収集というものがあり、ユムナがそのサポートに回っている。
ココロ村の直訴状持ち。
新規登場人物
●変態妖精
年齢? 身長16㎝ 性別:男?
妖精の少年。自分の欲望に忠実。刺激的な日々を求めて妖精の里を飛び出した。
●ラナ
年齢38歳 身長162㎝ 性別:女
ランの母親。大病を患っている。薫、ユムナ、リュウ、ランの手で、アルケミの町へと搬送中。
●ノエル
年齢14歳 身長151㎝ 性別:女
狐の耳と尾を持つ獣人の少女。金髪赤目。“結晶ハンター”を志し、独学で必要技術を学んできた。父親が人間で、アルケミの町の独立防衛軍1000人長。
剣士の技能持ちで、特に対人戦における戦闘経験は豊富。精霊魔法は火が上級、光が中級、水と地と風が初級の腕前。特に火魔法は実戦経験に裏打ちされた高い錬度を誇る。
“結晶ハンター”必須である魔力感知の能力も高い。
古都ノクワリアの“竜の教会”にて主人公達と出会い、脱出のために共闘する。
その他、用語解説
●転移の指輪
二つで一組の魔法具。銀の台座に赤い宝石という美しい指輪。神聖魔法を使える者同士が指に装着し、互いに魔力を込めることで、一方のいる場所にもう一方を召喚することができる。使い切り品。
●妖精
魔力地帯の奥地に住むと言われている生物。小さいが、人間によく似た体つきをしている。詳しい生態などは良く分かっていない。
●竜
かつてこの世界の神と戦い、滅ぼされた種族。高い知性と圧倒的な魔力、強靱な肉体を持ち、人間達から崇拝されていた。
●古都ノクワリア
竜が滅びる以前、大陸を支配していたノクワリア皇国の首都。今は魔力地帯の奥地に沈んだ危険地帯。強力な魔物や魔獣が跋扈している。
●竜の教会
竜を信仰していた者達の布教活動の場。聖典などが置かれており、神と竜との争いの歴史を伝える書籍や絵画等を現代まで残している教会なども存在する。
●獣人
この世界で暮らす亜人の一種。耳や尻尾、目や鼻などが獣のものになっている場合が多い。亜人の例にもれず、その数は人間種に比べて圧倒的に少なく、大抵の国で社会的地位が低い。魔力を知覚する能力を持つ者が存在する他、人間に比して身体能力が高い者が多い。
●結晶ハンター
魔力の流れを感知できる能力を持つ、一部の獣人種のみがなることのできる職業。魔力地帯に存在する自然の魔結晶を収集するという特殊な役割を持つ。




