低脂肪乳に潜む闇
【低脂肪乳】
罪深き飲み物である。
一般的な牛乳の乳脂肪分は3%程度なのに対し、低脂肪乳は1%前後。
その差なんと3倍である。
常識で考えてそんな差が出るだろうか、いや出るまい。
おそらく、ろくに餌も与えずに痩せ細った牛さんから乳を絞りとっているに違いない。
人間の嗜好の為だけにである。
...鬼畜の所業である。
『母ちゃんお腹減ったよぅ。』
『ごめんね、こんな薄いお乳しかあげられなくて。』
きっとこんな会話が、牛さん親子の間で交わされているのだ。
涙を禁じ得ない。
更に世の中には無脂肪乳たるものも存在する。
『無』、、、
想像しただけでもおぞましい代物だ。
「カフェラテ。ノンファットで。」
などと、小洒落たカフェでスカしている女子は、己の罪深さに打ち震えるべきだ。
【特濃牛乳】
これもまた罪深い。
おそらくフォアグラのガチョウの如く、嫌がる牛さんの口を無理やりこじ開け、草を詰めていくのである。
ヒトはなんと業の深い生き物であることか。
「特濃牛乳で作ったフルーチェ美味ぇ!」
とかのたまうキッズは、すべからく牛さんに詫びるべし。
減らすも地獄。増やすも地獄。
もうこれ以上、ヒトの我儘で不幸な牛さんを生み出すような世界は有ってはならない。
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「ということで、母さん。
僕が牛乳を飲みたくないのには、深い理由があるのです。」
「息子よ。
小学生にしてその言い訳には目を見張るものがあるが、好き嫌いは駄目です。」
「そんなバナナ...。」
おしまい




