第八話:(後編)美羽の"行動"、中野の"決意"、おっさんの"行く末"。
さぁ、今回も根気がないと読めません!
ほんとに無理せずお読みください。
疲れるでしょうから。では、お読みくださいませ。
※注意!
パソコン版の人は読みやすいかは定かではありませんが、スマホ版の人は特に目に負担が大きいと思います。
したがって、パソコン版でのお読みをお勧め致します。
あと、これは両者ともに、読者ともに、の話なのですが、読みづらさが多いと思います。
これも承知の上でお読みください。
では、ここまで読んでもらいありがとうございます。
それでは、どうぞ。
だけどそんな中にも"異例"があるって話さ。」
"異例"?異例って、なんなんだ?、、、??。
今流行りの、"ギフテッド"みたいなことか、、?
よくわからんなー、そもそもあったとしていったい、何があるっつう話なのだろう?、そろそろおじさんになる俺には
到底、理解できないなー。んーー、、、
「・・・・・おーい、、、おーい、まぁーた、
"ちんぷんかんぷんな顔"をしてるじゃないか、大丈夫かい?、、、それとも君の頭の中を要約してまた言ってあげようかい?」
「・・・あー、はいはい、わかってるって、
俺も結構疲れてんのかもしれないしなー、、、
そのー、・・・この話って、また"今度"っていうことにはできないか?、、、
来て早々の俺にはまだ早すぎやしないかいって
話だし、、、、、、"ダメ"?、、かな?・・・」
「・・・ハァー、君には失望しかけるんだよなぁー、そうゆうところ直したほうがいいと思うよ!ほんと。
君は"お・と・こ"なんだしっ!
そして、、、"今度"なんて"ダメ"だからね!!
メッ!、だよ?、メッ!!!
ぜっっったいに、"だめ"だからね!!?」
そうかい、そうかい、わかったよ。
俺はひとつ間を空けて言う。
「ハァあ、、、じゃあ、選択肢は"一つ"しかないって話、、だな、?、、、ハァ、、。」
そして、第一王位こと、イーリルが俺を試すように、
声のトーンを変え、こう俺に言う、
「いちいち、"ハァ"が多いのはこの"イーリル"の、
"寛大な心"で見逃すけど、、、、
"態度"は気に食わないのだ!そう、
気・に・食・わ・な・イッ!!!
・・・もうちょっと聞く姿勢を良くしても、、、、イ・イ・ン・ダ・ゾ?♡」
ゾワッ、とした。俺が背中中に
汗まみれなのを知ってて
これをやってるんだったら、重罪だ。間違いなく、
"重罪"だ。
人怖っていうのが世の中ある話だが、
ここでの話だとすると、とても、とても、
"比"じゃない。何をしでかすか、
分かったものじゃない、、、だからこう言った、
「・・・イーリル、、、
それやめてくれっ!、頼むから、俺の命でも弄ぶ
気か?発言一つひとつがなんか、
意味深なんですよね、、、怖いんで、、、ね?。
・・・とゆうか、言うほど"ハァ"とは言ってない気がするけどなー、、、、?」
「・・・あと、そうゆう"揚げ足取り"するところ、
だよっ?もう、プンプンッ!、そこを変えれば良いのになー、、、ってね、、、まぁ、変わんないのは承知のうちなんだけどね、、、。」
そしてグリルはこちらに目つきを変え、鋭い目で俺を見張る。獣というか、"闇の中の得体の知れない亡者"から見張られているんじゃないかと思った。とても、
いい話をする雰囲気ではないのが伝わってきた。
心無しか、態度もさっきの好印象に接するよりかは、
それより印象がはるか斜め下の機嫌になり、
ムスッとした
態度をとっているように思えた。誠に"申し訳なさ"が
込み上げてきた。
ついには、こんなことも考え始まった。
・・それか、、、もしかして俺、やらかしたんじゃないか?、、、火に油、、、
"注いじゃったり"してて、、、
まぁ、、、ない、、、、、よな?(さすがに"業火"までは行かずとも・・・)
揚げ足取りといっても、あんまり俺には憤怒するほど、激怒するほどのものじゃないと思って発言したんだけどなー、、、、、俺、、、大事だよね、、、?
ボソボソ・・・
イーリルから目を逸らし、合わせの繰り返しで
様子を伺う。
チラチラ、チラッチラッ、
「・・・・・もう、さっきの"端っから、口で喋って
おけば良かった"っていう、威勢はどこ行ったんだい?、、、もうぜんぶ、、、僕には、"丸聞こえ"
だっていうのに、、、話したほうが楽なんじゃないの?、、、もう、しっかりしてくれないと僕も僕で頑張らないといけないしさー、、、ね?」
飽きられちゃったのか?、、、まぁ、これも歳のせいか、、、おっさんなんだし、、、決まり切った運命か、、、。
こんな"若僧"もこんな"腑抜けなおっさん"
に説教だなんて、、、良い教育してんだわ、ここ。そして苦し紛れに、
「・・・・・・・やっぱ、、、"おこってる"?」
それからイーリルを見ていると、なんだかモジモジし始めた。そうか、そうかい、こんなおっさん、、、
見てらんないってか、、、呆れられすぎたものだな、
俺も、、、、、、、、、、いや、あの"上司"よりかはマシか、俺は思った。
だが、聞くとなんだかそう言った話じゃないような気もした。
「そんな、、、だけど、、、、んー、、いや、
ちょっと、、ほんの、、ちょこーっとだけ、だけどね、、、もうちょっと、、会話してくれないと、、、僕、、、"悲しいんだよ"、、、、?、、、、、、」
そうか、そこまで、、、この俺のこと、、、、、、ほんと、、、、、何つう、、、、、
"英才教育受けてんだ、こんにゃろう、"
この俺の心を揺さぶり、力一杯鷲掴んでくるじゃないか、、、なんのグゥの音も出ない、、、、んだよな。
「・・・・・・だけど、、この"僕"、、、、
いや、、、、んん"'ん"、、よし、この"我"はソナタのことを心の底から"支持"してるんだぞ、だから、、、
そんな気落ちしないで欲しい、、、、、、、、、、
わかったかい?、、、そもそも、君の"考え過ぎ"だと思うけど・・・どう?、、、、、?、、、、?」
だけど、、、そこも含めて、"すき"なんだけど、、ね?
おっさん(無言)で目を瞑っている。
俺はこの俺の情け無さをひしひしと胸のうちで感じる。
とことんまで俺のことを思って、思って、思い過ぎてのあまり、すんげー同情されるって、、どうよ?
なんか、、、悲しいんですけど、、、?
おっさんに関わらず、歳重ねると、、、なんか、
込み上げてくるんだよね、、、"涙"が、、、
うん、"涙"が、、、、、心ん中にある、、
"涙"がさぁー、、、、、参っちゃうよ、こんなのは。
その時、とても心の中で"感涙した"。今までやってきたことが本当に"馬鹿"みたいなことばかりだった。
まぁ、そんなもんか、、、人生ってのは、、、ハァ。
めい一杯力拳を握る。
いつの間にか、俺は目をぎゅっと瞑って、唇を、頬の筋力で引き攣らせ、"何にも受け付けられません"っていうみたいな哀しい顔をしていた、つまり、
口角が両方とも
マイナス45度くらいの、言っちゃえば、、、"変顔レベル"なんだが、、、、、その時の俺は、、俺の心は
"真剣な顔"をしていた、、、そう、"していたんだ"。
もうその様は"侍の魂"といっても過言じゃない("その時の俺"はそう思っていた。)。
「・・・・・・・・おーい、、、もう気が済んだかい?、、、話の続き、、、話すけど、、、?
ねぇ、聞いてるのかな?、きみぃー、、おーい!
・・・んもうっ!、
この僕の声さえ受け付けられないってか!?
・・・それでも、、、僕と共にする、、、騎士様なんじゃないのか・・・?、、、、
寂しい、、、寂しいんだよ、、、?、、こんな楽しい会話、、、"久しぶり"、、、なんだよ、、、?
僕、、、そんなに、、、嫌、、、なのかな、?
君は、、、、、いつまでも、、、、、僕のもとに、、
"そばに居てくれるお方だと信じてるんだ よ"、、、?」
・・・僕の、僕のこの思い、、、
"ちゃんと伝わったのかな"・・・?
それとも、、、"端から聞いてない"なんて、、、
こと"ない"よね、、、?
んもうっ!、、、、結構僕、、、、"勇気"、、、、
振り絞って、、、言ったのに、、、この僕に、
君への、、、熱い、あっつい!、、、心からの熱弁を
、、、出し切らさせたというのに・・・・・
君の魅力を、、、、、僕の包容力で伝えたというのに・・・、
フンッ、だ!。もう、知らないーだっ!
まぁ、僕も僕で、スキル使い忘れちゃってたけど・・・、それとこれとは訳が違うからなっ!?
・・・分かってるのかな、?
なんだか"難しそうな顔"、してるけど・・・?
「・・・・・・・・・・・お、おぅ、、」
テキトウに返事をする。
まずい、まずい、俺としたことが、随分とまた、
"思い耽ったものだ"。なんか、、、
すんごく大切なこと言ってたような気もする
けど、、、まぁ、、いっか!!!
そして我に帰る。"清々しい顔立ち"だろに。
こりゃー、入社一年目の俺よりも、気持ちよさそうな
顔してんだろうなー、なんてね。でへ、でへでへ。
まぁ、といっても、こんな"若僧"相手に手騙ってる暇はない。一刻も情報を聞き出し、早く"攻略"、とやらをして、無事"帰るんだ"、
俺は、、、!
・・・ていうか、待て、なんかイーリルの顔、
"赤く"ねーか?
さっきまで目を閉じていて、イーリルの表情を伺えなかったが・・・
やっぱり、イーリルの様子に少し"違和感"を感じていた。なんだか、、、"懐かしい"とも感じさせた。
・・・なんなんだろうか・・・?、、いったい、?
頭の中では違和感だと思っていても、俺の"心"は正直だった。
俺は"いつしかの遥か遠くの奥底に眠っていていた
記憶"を覚える。そう、"永遠へと消えた記憶を・・・・・・。
林檎病とかじゃないよな、"火照ってる"というか、"赤らめている"というか・・・
そもそも、ここは"病気"という概念とか、定義、、、というか、、なんというか、そういうのはあるのだろうか?。俺が思っている"世界"ではないからなー。
また、声もなんだか震えているというか・・・
・・・なんか、涙ぐんでるというか・・・?
まぁ、まだ初対面だし、相手のことなんてまだわかったもんじゃないし、
まぁ、そんなのは今はどうでもいいか!
どうせ、これ"例のスキル"とやらで聞こえてるだろうし・・・。
そんなことを考えている中、イーリルが話を切り出す。
「・・・・・じゃあ、話すね、、、。
」
「・・・・・・う、うぃ、、、、。」
馴れ馴れしい雰囲気から一変、妙な空気を混じえた、
なんとも言えない空気に双方、包まれる。
だが、それを払拭せねば、という勢いでまたイーリルから発言する。
「・・・よしっ!、、おけーい、仕切り直しね!
んじゃ、その"異例のスキル"についての詳細を話していくね!。それじゃあ、・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・・んー、だいたい50分くらい立ち話をかれこれしてたかなぁー、?まぁ、自分の中で要約してみるとすると、・・・んー、やっぱり、こっちの世界でいう、
"奇想天外"というのが一番当てはまるんじゃないかな?おっさん、表現正しいか、よくわかんないけど・・・
もっと端的に言うとなると、、、んー、、、んーー、
そう、だなぁー、、、んー、、あっ!。
確かイーリルが言ってたな。こう、
〜〜〜「・・・摩訶不思議?、単に複雑って話なのか?」
「まぁ、そうだね、、なんだか突然変異をするらしい、、、僕も"見た"ことはあるっちゃあるんだけど、結構稀なケースでね。見るのは"3100年にせいぜい、
一人から二人くらい"と言われているんだ。
なかなかないんだよね。」
「・・・・・ほ、ほう、、、。ちなみにどんなことがその人たちにもたらすというか、、、起こるんだ?」
俺は息を飲んだ。
ゴクッ。
「・・・それが、、、あんまり分かってないらしいんだ。だけど、言い伝えはあるらしいけど・・・
例で挙げるとなると、、、これかな、」
続けて言う、
「"孤独な神児の行方"という言い伝えがある。
その名も通り、年端もいかない無垢な子であったという。その子、、彼は、幼き長男坊であった。次男、三男と続き、四女という大家族であった。そこに父、母、祖父、伯母という一家揃ってその家で和気あいあいと住んでいたらしい。
彼は農民で一家一族揃って代々受け継いできた農業を受け継いでいたらしい。そして彼は、のどかなひとときを家族と共に送っていた。
だが、そんな暮らしも長くは続かなかった・・・。
ある日、彼は隣森で薪集めをしていたらしい。
そこは小鳥も寄りつかない、獣さえもこだますることもない、"禁忌の神森"と呼ばれていた。辺りは殺伐としていて、生き物はおろか、そこに生えている木々や、草本の命の音すら聴こえないらしい。しかし、彼は"行かなければならなかった"・・・この"森"に、。
そこの地区では毎年恒例の行事及び、祭りが開催される。それには大量の薪が必要のこと。
そこで出たのがその"彼"であった。
周りの人々はその彼に心配な声を上げていた。
なんせまだ世も知らず、場数を踏んでいない青二歳の
子供であったからだ。当然の如く、その件は却下される。だが、周りの人々は知らなかった。幼き子が、
"禁忌の地"に足を踏み入れようとするのを・・・。
彼には養わなければならなかった、、、そう、彼は、"母、伯母ともに"急な不治の病"に侵されて、ベッドの上でそれ以来、ずっと寝込んでいるというので、その分以上に生活費を子供のうちから容赦なく強いられ、
賄わなければならなかった。不幸中の幸い、父は愛想よく、愛情を我が息子、娘ともに注いでいたという。そんなところに幼いながらも、物心つく前からも、
父に"負い目"を感じていたという。自分は、木の幹集めや、薬草集め、総菜集め、などの依頼を受け取って、それに並行で父の農業の仕事を手伝っていた。
父は夜な夜な働き、朝早く掛け持ちしている仕事へ出向く。暇があれば、ひたすら二人の看病、それか、
農業に打ち込む。そんな日々を繰り返し行なっていた。それが後の彼の"行動の源"となる。
"彼が失踪する"三日ほど前、彼は依頼受け場に足を運んだ。そこで目にしたという依頼がなんと"通常の報酬の100倍ほどの価値"だったという。彼はすぐさまその紙を釘からはぎ取り、受付係に申し出た。だが、
反対されてしまう。そこに加え、周りもざわつき始める。そして彼はそこから逃げ出すように依頼書を持ち出して例の森へと消え去っていったという・・・
って、感じかな。うん、僕が知ってるのはここまでかな。」
「はぇー、なかなか根性あるなぁ、その"少年"、、。」
"社畜の世界"では"ピカイチの発揮力"だったろうな・・・縁起でもないが、、、環境というのはどうこうできるって話じゃないからなぁ、、、俺はこんな過酷じゃなかったけど・・・まぁ、俺もあれは"アレ"で
結構、キツかったなぁ、、、
俺は過去の記憶にぬるま浸っていた。
しかし、ついでに疑問も浮かんだ。
それは、、、
「・・・ん?、じゃあ、今その少年はどうしたんだ?誰かが言い伝えたと言っても、何かしら確証みたいなのは無いのか?」
「そうだよね、もうちょっと補足すると、
"神隠し"みたいなんだよね、、、だけど表現が濁されて、"行方"になってるって訳かな。つまり、その"少年"は今どこかしらに居ると言われてるんだって、つまり、"少年"かもわからないらしい・・・。
謎が多いね。
その上、そこに繋がる話なんだけど、、、
その地区の地区はずれ付近にその事件があった日の毎年には、必ず"薪"が置かれてあると今でも続いているんだって。他の品も置いてあることだってあるらしいんだ。それが"確証"かな?、、、まぁ、それを言って仕舞えば、"神隠し"じゃ無いんだけどね、、。
伝承の言い方は"孤独な神児の行方"か、"奔放な富児の神隠し"だとか、噂が立ってるって感じだね。
こんな感じかな、ざっと。」
「つまり、はっきり見た奴はいず、またその"少年の富からもたらされたもの"かもわからないってことかぁ、、、はっきりしないなぁ、これ。」
「そうだね、、、まぁ、あくまでも言い伝えだし、、そんなに考えることじゃ無いよ。多分。だけど、実際面と向かってみると全然違うかもしれないね。
スキルの向上に関係あるか、ないかで言うと、
この話は"ない"のかもね。」
いや、無いのかよッ!?
結構力説してたのに?
「ん?、・・・あー!まぁた、揚げ足取るようなこと考えてるぅ〜、ダメだぞっ!
そうゆうのっ!、、、、、、
だけど、一番これが有力な言い伝えと言われてるんだ。つまり、、、なんらかのスキルに影響はあったと言われてるね。実例もあることだし、、、ね。」
「まぁ、"異例"の事態ってのは、相当な確率で、あまり現実的ではないのか、、、そうか、、そうなのか、、、ハァあ、、」
俺には無いかもな、"異例"ってのがさぁ、、、
イーリルにもあんな態度取られてたし、あんまりに期待するのは将来の俺への皮肉にしか聞こえなくなる。
"俺、どうなっちゃうんだろう?"
〜〜〜
ってな感じで、ようやく今、たった今お話が終わったってわけ。正直、、、疲れた。端的に要約すると、
"異例"っていうのは数千年に一人、二人。
またその言い伝えは今でもあって、信憑性も高い、
しかし、あまりにもその人物の情報が少ないときた。
それが原因で今でも不思議なことが起こってると言われているが、それもそれらの仕業なのかさえ不明。
よって、俺の眼中には入れなくて、ヨシ!、と。
だって、俺もしかして・・・かも!?とか思いたかったけど、ナイナイ、俺に限っての話じゃ無いだろうし、、、ハァ、確かに"他のやつが幸せだったら、俺に何もくれなくていい"みたいなことをほざいていた気がするけど、、、、、ここって、異世界でしょ、?
一つくらい、、、その、、、欲しいのよね、、、
要素が、、、、ね?そりゃ、あの時はカッコつけて、強がって言っちゃったけどさぁ、けどさ、けどさ、、
"やっぱ、欲し〜い〜よぉ〜、いい"スキル""
イーリルはスキルで俺の心を読んでいたのか、
口角をピクつかせながら、苦笑い。それに目となれば、ゴミを見るような眼差しであった。正直、そんな目で見て欲しくなかった、うん、欲しくないっ。
「・・・あ、あのさ、ある程度は把握できたかな?
そうだったら、、、嬉しいんだけど、、なー、、?」
「そりゃあ、まあ、大まかなことはふんわりと、だな。」
「それって本当に"理解してる"?」
「あぁ、もちろんだともっ!、、、もちろんだ、
とも、、、うん、、。」
「ふーん、?じゃあ、今心読んでもいい返事しか無いってことだよね?ね?ね?」
ギクッ!
「ほーらねぇ?、僕の前ではそんなの通用しないからなぁー!、まったく、君は正直すぎて体で出ちゃってるじゃないか、、、心を読むまでもないね。」
「そ、そうだな。だが、だぁが!、、、俺は、、
普通に頑張ったくねーか?どうよ?そこら辺は?」
「そうだね、そこの忍耐力は認める、しかし、
"そこ"の忍耐力だけでなく、"口の利き方"の忍耐力も鍛えたほうがいいかもね、どうなのかな?、そこら辺は?」
「・・・・・・・・・ハイ、そこに関しては、マッジで、誠に申し訳ありません。ハイ、スンマヘン。」
と、ひと茶番あって、
「とりあえず、、、、もう夜も遅いし、、、また明日になるかな?今日の話は。」
「・・・ぷハァ!、、、おけい。分かったよ。」
俺は背筋を伸び伸びとさせる。
「・・・んじゃ、またな!」
「・・・う、うん!」
そして俺は歩き出す
トコトコトコ、トコトコ・・・ん?
てか、俺、このあと"どこ行けばいいん"だっけ?
イーリルのやつに聞いてみるとするか・・・
そう考えていると、振り返る間もなく、俺の背越しに
イーリルのやつが伝えてきた。
「あー、そうだね。それを伝えてなかったね。
えっとぉーねー、君は僕の人員の一員だ・か・ら、、、、、"僕の寮"に行けばいいよ!」
背を向けつつもすぐさま俺はツッコんだ。
「いやいや、何処にあるのかって、はな・・・」
だがそれをも知っていたかのように、イーリルが修正を入れる。
「えっとねー、君、確か・・・その寮にいたと思うんだけど・・・それに関して心当たりだとかある?」
・・・あー!、"あそこ"かっ!
あっの、眩しすぎる、真っ白な部屋かぁー。
おいおい、マジかよぉ、、、う、嘘じゃん、、、。
つい口に漏らす。
「おい、冗談じゃないぞー、"あそこ"は眠れるどころか、、、脳がおバカになりそ・・・」
次は直ちにイーリルが俺にツッコむ。
「・・・ん?、、、あー、そこじゃないね。
あそこは"転送ルーム"だね。、、、ほらほら、
まだここに来るまでに何かなかった?
部・屋・を・さ。」
・・・・・えっ!?、、、マジ、、、ですか!?
"あそこ"っスか!?、、、チョー"嬉しい"んだけど・・・。・・・おいおい、まさかだが"罠"とかじゃないよな?おっさんにはちと、憤慨だぞ?、
ほん・・・
また急にイーリルが話す。
「大丈夫、大丈夫!安心して!あそこが"本当に君の寮"だから!、、、これでいいかな?」
「はいはい、ご丁寧にありがとうございます。
俺に気を遣いつつ、心までも把握してくださいまして。」
俺は今までの疲れがどっと来ていて、わざとらしく返事してしまった。そうすると、イーリルがこう、
「んもうっ!ぷんぷんっ!、、、君っていうやつは・・・ほんとに、"無恥者知らず"だな!
ほんと!!、、、フンッ、だ!・・・・・・・
分かったんなら、、、さっさと、、、
行っちゃえっ!!!」
気に触るようなことを言ってしまったらしい。
反省しないとな・・・大人として・・・。
そんなことを考えながら、そのまま歩を進め、バックハンドで横に振って、イーリルに"また、今度"の意を込めて、その場をあとにした。
俺は廊下に出る。
薄暗がりで、窓から差し込む月光だけが辺りを照らす。床下はカーペットのような赤い生地であるが、
それが白く発光して見える。窓の木製の枠組もしっかり反映されて、斜めにその影が伸びている。
トコトコトコ、
歩みを進める。
歩みを進めながらも、数枚ある窓をチラチラと見る。
それは・・・"神秘的な景色"が広がっていた。
蛍のような緑灯り、それに相まって、近くにある湖の波が鮮明に美しさを増す。よく見てみると、"月みたい"な物体が宙にあると言ったほうが正しいのかな?
それは光を集中させていた。だが、色合いといえば、影では白で映っているものの、その宙にある物体といえば、色とりどりの色で自分を着飾っていた。
青、橙、発光緑、灰、紫、、、他もあるだろうか?
様々な色を纏っていた。見惚れてしまうほど、
不思議であった。
太陽、というか、夕日だったりはどうなのだろうか?
俺は心の中で胸躍らせていた。その直下には、
まだ知らない、俺が見たことのない生き物がいた。
明確には見えないものの、生き物同士の大小の差は歴然であった。すごく大きなものもいれば、小さなものもいる。みんな違う、異なる、良さが出ている。
脚の本数だって違う。形状であれ、毛量であれ・・・。それ含め、、、改めてここは、、、
ファンタジーな世界観を醸し出していたのを認識した。
そして"視覚"でだけでなく、
"聴覚"をも楽しませてくれる。
ピューーーーーーーーーーイッ。
ピューーー、ヒョロヒョローーー。
グワッ、グワァッ。
フューーーーーイッ!、ポロポロポロポロ。
一度、それを聴くがために立ち止まる。
聴いていて、すごく安心する。俺はホッと力を抜く。
リラックスしながら、また一歩、二歩と歩みを進める。
さっきまでの響奏家たちの演奏は遠く、また遠く、
聴こえるようになっていく。
そして、十数歩、歩みを進めていると、"そこ"に、
お待ちかねの、"その部屋"に着いた。
俺はドアノブにソッと触れる。冷たいと思ったが、
妙に生温かい。まぁ、そんなのは気にしなかった。
とゆうか、疲れの方が勝っていた。そんなことより
早く、とこに着きたいと思っていた。
「よぉーし、、、明日から、、、心入れ替えて、、、頑張るとするか、、、な、、、?」
ガチャり、
俺は凸栓を下げ、部屋を開ける。
そこには"衝撃的な光景"が広がっていた。
?7「あらぁ〜?、どちら様でしょうか〜?」
?8「どちら様でしょうか、姉様?」
?9「・・・オイッ!!!、貴様、、、何ヤツ!?まさか、、、お命頂戴に参ったまでか!?!?、、、
警備の奴ら、何しとるんじゃ!?!?
こんなガバガバなのは、どうしてなんじゃ!?!?
わっち、許せんぞ、許さぬぞっ!!!」
?10「・・・んー、だぁれ、、、?、、、
お兄さん、、、、ふぁーーン、、、ハァーあ、、むにゃむにゃ。」
えっ?、、、おいおい、おいおいおいおいおいおいおい、、、冗談、、、じゃない、、、だろ、、、?
"寝巻き"姿に、"メイド?に執事?"服姿、
さらに、、、
"恐竜の着ぐるみ?"姿。中には、"みだらな"姿をしていたのも見受けられた。
それに他にも色々いた、、、。
そもそも、"人"なのかさえ、わかんない、、、
さっきまでいた大極殿のような、玉座があった広間で見切った顔ぶれは"いなかった"のであった。
つまり、、、転移者、、だったり、ポンコツロボ、
だったり、、、駄々っ子でもないのだろう、、、
そう、"じゃない"のだろう。
まさか、、、、いや、いやいや、、、ナイナイ、ないよな?、、、こうは考えたくない・・・"絶対に"、!
とにかく狭っ苦しかった。
こんな狭い空間だと思わされたのは、人数がこの一部屋に割に合っていないからだ。だからこそ、こう、
"考えたくなかった"のだ。
ただ俺は呆然としていた。
だが、疲れを押し切ってでも質問した。
"「あんたら、、、"どちらさん"、、、ですか??」"
そのうちの一人が答える。
?11「えっ?、、、"同の寮"、、、やけど?」
なんと、俺が考えていたことが"的中"してしまった、、。"同の寮"、つまり、、、"こんな多人数でここ一部屋"だということだ、、、。嘘じゃぁん。
こんなのって、、、、
"「アリかよ、、。
俺の"行く末"、、
どうなっちゃうんだろう?、」"
?12「?」
どうでしたでしょうか。結構長いですよね。
いらん情報も含めちゃうとなると、長くなっちゃって、
添削するにも結構疲れますよねー。あと、時々なんか、
不具合?か、なんかで、画面がフリーズしちゃって、
保存できないことが多発するんですよねー、
結構それ疲れますね。また復元をするのが・・・。
仕方ないですけどね・・・毎度、たびたび保存するように心掛けていますが、忘れてしまうと、いつも、
「消えてくれるなよっ!?」と、心の中で思うばかりです。保存ボタン押す時、すごくソワソワする自分がいますね。ボタンが効かないとなった時は、、、絶望、、、
ですね。うん。
まぁ、今日の話では、フリートークにしたいと思います。予告、復習はなしっ!、とさせて頂きます。
では、また続けて出せたらいいなーと思います。