第十一話:"さよなら"とは言わせないよ。 (前編)
どうでしたか?、
楽しんでもらえたなら嬉しい限りです!、、、
・・・・・、
・・・・、
あと、すみません!
えっと、この前、その前の回ではこの前書きと後書きを書き忘れちゃってて、ついそのまま上げちゃいました、、、
ほんと、"すみませぇ"ーん"!!!!!!!"
後々、書こうと思うのですが、時間があれば修正とかも行っていきたいと思っています!
そして、読み続けている方、初めて、、、というか、
まぁ、ここまで読んでくれた人に限りますが、
本当に有難いと思ってます!、、、
ですが、、、ホントに、"時間ある人だけで"
良いですからねー、この作品見るの。
ほんとにね、"時間ある人"でいいですからね。
あと、、、スマホ版の人は朗報?ですかね?、、、
自分もスマホで見て見たところ、
"縦"に持つのではなく、
"横"で持つといい塩梅になるということが
わかりました!ですが、やはり、持ちにくさは格段に
上がりますね、このやり方だと、、、。
まぁ、参考になるかは分かりませんけど・・・
やってみてください!
あと、注意っす。
"後書き"、みっちりと書いちゃいました、
本文の部分かよ、ってくらいに。
長いので、
読める人だけ読んでください。
ではさておき、作品をどうぞー。
「約束しましょう!絶対に、"君"の元へ戻るから。」
「・・・・・・・・、
・・・・・・・、
・・・・・・・・・、
はぁ、はあ、ハァ、ハァ、・・・・・」
スパーンッ!
ババッ、!
「はぁ、はぁ、はぁ、、あー、はぁ、」
「ア"ア"ア"ア"ア!?」
プスンッ!!
・・・ドタッ。
「ギャア"ア"ア"ア"アェ"ア"ェ""ア"!?!?」
プッス!!!
ダタンッ。
「コッホ、オエ、、、、はぁ、、ハァ、、、」
トタッドタッ、・・・
一体全体、これって、"どうなってるんだ"、、、?
自分には到底、わかりっこ無かった。
そう言えざる終えなかった。
この銃声に、この大群、そして何よりこの自然の
妙な静けさ。
自分は違う世界にでも飛ばされてしまったんじゃ無いかと思わせるほどだった。
どんなにこの状況下で足掻こうとも、踠こうとも、
どのみち、自分はすでに終わっていただろう。
自分の命もここまでであっただろう。
しかし、それをかろうじて今走れているのは
他でもない、あの謎の銃声のおかげであった。
そしてこの銃声の音や、精度を銃の種類で参照すると大体この考察が見て取れた。
例えば、この銃声の出所は見当がつかないほど、
割と射程距離が長いのだろう。
つまり、射程が長いのが利点である、
"スナイパーライフル"の可能性が大である。
あと、あの"正確性"。ブレが無いように感じるのは、
"音"で分かる。あれは、並大抵の腕前では無い、
つまり、撃っている人は、
"本格的なプロ"なのだろう。
あくまで自分の考察ですけども・・・。
自分も体力にはまだ余裕があってなのか、
こんなくだらない考察を淡々と、
澱むこと無く出来ているなんて・・・
自分には再度、呆れる。愛想尽かす。
どうしようもなく感じる。自分がいていいのかと、
感狂ってしまう。自分は周りの人たちから
どう見られているのかと、気にし過ぎてしまう。
周りの目を気にしていた人生であった。
粗相のないよう、事が大きくならないよう、人の目を気にした暗がりな沈静な人生だった。
諦めずに自分なりに頑張ったけど、・・・
頑張ったんだけど、・・・
そんなのは"世の中では通じなかった"。
ようやく見えた"希望"も、薄々消えていくように感じた。けれど、だからこそ今はこう思った、
だから、・・・今、・・・行かないといけないんだ、
"自分の家に・・・"
そうも込み上げるものの、こうも思った、
ーーーーいったい、自分は"いつ"になったら、
"この悪夢"から逃れられるんでしょうか?ーーーー
ーー現在時刻(日本)、午前6時24分ーーーーー
スパーンッ、バババッ、!
プスッ、!
「ア""""ア"ア"アが"ア"ア"ア"が"ア!?!?、、、」
プスッ、ンッ!
「・・・・・、!
ハァ、、!、、ハァ、、、!?、」
自分はずっと前を見続け、走るのをやめない。
自分も一般的な人間であって、銃声には未だに慣れない。それどころか、ビクッとしてしまうのが続く。
走っている姿勢も、さっきよりも衰えを感じつつある。「あの大群には絶対に、呑まれるか!」と言う心待ちではあるものの、やはり限界というものもある。
だが、ここで諦めてしまっては自分が廃る。
なんてったって、もうそこにあるのは、
"ゴール"なのだから。
「コッホ、コッホ、、、、はぁ、、、ハァ、、
・・・・・、、、ゔぇ、、」
目の前はゴール。後ろには、、、あぁ、
考えたくない、考えたくもないっ、!
体力消耗で出す汗と、この緊張で漏れ出す汗が入り混じる。本能からも危険信号がとっくに打ち出されていた。それが脳ではわかっていても、体は震え出す。
運動での、冷えがあっての話ではない。
そう、それは言うまでもなく、
"怖がりつつも、・・・・
"興奮"していたのだろう"
胸の奥底から湧き上がる、いや、
その奥底から奮い上がるこの躍動感に、
このモヤがあるようなゾワゾワとした震動感。
はっきり言って、自分には到底、理解できないだろうと思っていた、感じる事ができないだろうと思っていた、、、"心情が今ここにあった"。
「・・・ハァ、、、、、ははは、、、は、、
はは、、、、」
自分は気温の急な下がりで気持ちが昂ったのか、
ついには笑う始末であった。
だが、今はそれを抑えながらも、走り続ける。
走って、走って、走って、、、
ずっと走り続けなければ、また、、、捕まって
"終わる"だろう。そうならないように、今は、、、
"体力があるうちに、走るんだ、自分は、、、!"
と思いつつ、走り続ける。
「ハァ、、、コッホっ、コッホっ、、、、、、、!」
ーーーーーバーンッ!!!!ーーーーーーーー
プスンッ!!!!ーーーーーーーーー
うわっ、、!?、、ち、、"近っ!!!?"
着弾音が耳のすぐそばで轟く。銃弾と耳がスレッスレだったように感じた。後ろから音がした。
それで思わず、首を後ろに走りしつつ、振り返る。
すると、、、あったのは、、、
"掴み掛かろうとしていた、
自分まで伸び切っていた手、チェック柄のシャツに、
ジーパンを着た胴体のみがあった。"
"頭、、、からは、、、、、、血飛沫で、、、、
うぇっ、、、、、もう何も言いたくない
お姿だった・・・"
南無阿弥陀仏です・・・・
お爺さん、、、、だったのかな、、、、?、、、。
弾の銃弾圧力が一点に集中してか、
首から上は弾け飛んでいた。それにしても、
「あり得ないだろ・・・」と、自分は思った。
それは首無しでずっと立ちっぱなしで
そこに居たのだ。
まるで、噴水のように血微色が舞う。
血に似通った色がもう、天高く、中心に、、
プシャーっと、、、。
絶句の一言に尽きる。
「ア""ア"ア"アェ"ア"アェ"ア"アェ""ェ"ア"ア"!!!」
「ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"エ""ア"ア"アガ"!」
(以下同文)
後ろはもう、すぐそこまで来ていた。
一瞬、怖気付き、走るのを躊躇ったが、
自分は落としたスピードを取り戻すかのように、
再び走り出す。
危うく、引き込まれそうであったのだ。
それをどこかから狙撃するスナイパーが撃破してくれたのだ。感謝しかない。
「ハァ、ハァ、ハァ、・・・」
トタッ、トタッ、ドタッ、、、
走って、走って、走って、走って、走って、走って、
「・・・うぅ、・・・はっ、はぁっ・・コッホっ、ケホッ、ケホッ、、、、ハッ、はっ、はっ、、、、」
トタッ、トタッ、ドタッ、、、!
走らないと、走らないと、走らないと、、、!!!!
スパッ、!ーーーーーーーーー
「・・・・・・・・・ん、、、はっ、はぁ、はぁ、
ウエッ、、、はーぁ、はーぁ、」
パーンッ、!!ーーーーー
走れ、走れ、走れ、走れ、、、、、、、!!!!
「ハァ、ハァ、ハァ、、、、、
・・・・・・・・・・・・・、
てああああ"あ"ー!!!!」
雄叫びを上げる。
この物語は"諦め"から始まった。そう、
諦めから始まったんだ、自分、
"中野永"というやつは。
はは、これが面白いことに、"スタートダッシュ"だ
なんて、カッコつけちゃったんだ、自分。
はははっ、、、、、はぁ、。
だけど、、、今気づいた事が"一つ"あった。
それは、、、、、、、、、、、、そう、、、
"スタートダッシュなんて、キリのいいこと、
くっさい、くだんないこと言ってないで、
やってみれば、、、案外、、"簡単だった"。"
そう、そうなんだ、。
"出来ないなんて決めつけるのは相手か?、自分か?、
いいや、どちらとも、バツだね、そう、"バツ"だよ。"
だけど、ここまでは"テンプレート"。
こんなのは序章に過ぎない、"誰でも"言えるんだ。
これ。この文章ってのは。"いい大人"は大体、
この決まり文句を"出来損ない"、"木偶の坊"と
決めてくれなんて言ってないのに、わざわざご丁寧に
"勝手に位置付けた人たち"に言うんだよ、、
だけど、ね、、、これが、現実なんだ。
(しかも、"あやふや"にするんだよ、こうやって。)
自分、、、"中野永"が本当に言いたいのは、、
"こっち"なんだ。
"諦めるとか、諦めないとか、、、"関係ない"。
肝心なのは、、、
"自分が何でありたいか"、
なんだよね。
"大切にしたいもの"、
"記憶に保存しておきたいもの"、
"大切な人"、
"残しておきたい文化、遺産"、
"変えてはならない事象、理り"、
"その時、その瞬間の気持ち"、
"共感し合った感性、感受性、見方、才能の差異"、
"恋に落ち、それをその異性と
大事に心に仕舞った、ほろ苦く、
甘酸っぱかったあの頃"、
"満ち溢れた自然の美しさ"、
"金と友と愛との間の持ち合いの大変さ"、
"忘れてはいけない葛藤"、
"社会への初めての反発"、
"負けを知った悔し涙を飲んだあの情景"
"未知との触れ合い、遭遇、新発見"
"芸術、音術、美術、想術、
学術、科学術への人らしき望み深き欲求"
これらを相互関係で見ても、見当つかないよね。
いろいろ挙げたけど、キリがないね、これ。
自分はこれらを"テキトウに"挙げたわけじゃない。
じゃあ、"つまり、なんなの?"と言うと、
"大事にしたいものは、無理に奪わなくていいし、
助長させる事がいいと思うし。
今挙げた中にあるのかも
しれない、そうじゃなくても結構だよ。
それがいずれ"屈服な武器"に生え変わる時が来るの
だからさ。
どんだけどん底に堕ちようが、いまいが、
あらゆる人に言えるんだ、これ。
それを知ってるのと、知らないのでは、全然、
見えてくる"世の中"が違うんだ。
変わっていくんだ、"見方"が。
変わってしまうんだ、"この身、自身"が、、、、。
だが、、、
決して良い変化をもたらすのは変わらないと思う。
けど、悪い変化、なんの変化もない場合だってある。
ほとんどの人は、これに反論して、
「これは"無駄"なんかじゃない、進化の礎なんだ、!
"証"、"結晶"なんだよ、!?、それは"良いこと"の
"前触れ"、"前兆"、"予兆"なんだよ、!!!、
"無駄"、"蛇足"、"無意味"、"滑稽"
だなんて言葉で、、、、、、、、
"片付けてんじゃ、ねーよッ!!!!???"」
なんて、その舞台の主人公みたいな発言を
カマすんだよね。やだね、もう聞きたく無いってね。
もうオーバーキルされちゃってるよね、、、
耳が痛いよね、辛いよね、悲しく、虚しく、
そして、、"狂っちゃいそうになる"よね、、、。
正直、こんな他人事にもならない、
畜生な答えをするんだろう。
けど、自分も"昔"はそう思っていた。そう、
"思っちゃってたんだ"、自分。
だけどね、"こっち"の方が自分にはしっくりというか・・・まぁ、都合がいいのかわからないけど・・・
自分だったら、"こっち"だと根深く芯に
伝わってきた。
そう、それってつまり、
これの"解決の糸口"は見つけてくれていたみたいだ。
そう、こうね、、、、
その時は、、、深く"思い耽って良いんだ"って、。
これは、、、、、
心の底から"初めて、良い人だ"と思った人からの
"メッセージ"だったーーーーーーーーーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜その頃の"おっさん"の様子〜〜〜〜〜〜〜
おっさん「・・・・・・・ぐはぁーーー、
ぐはぁーーーーーーー、、、がぁーーーーーーー、、
ガ"ーーーーーーーーーー、、、っ、フグッ、、、
かぁーーーーーーーーーー、、、、!
・・・・・・ウ、うっ、、、、
へはぁ、、、はぁ、、、、ヘッ"ク"ション"!!!、、
ブバァぁあー、、、、、、オレェ、、、かジェ、、、
ひーぃてぁあんかなぁー、、、、、、
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・、スピー、スピー・・・・」
おっさんは深く催眠に陥り、その様子をドア付近から見る、華奢な二人が会話をしていた。
?11「・・・チッ、なんで、あたいが看病して、
あたいがこない目に合っとんのや。だいたい、
こないやつのオツムなんて
見てられへんて、、、
あと、
"いびきがうるッさい"のう・・・、
ちょいとばっかし、"ええ気"になってんちゃうか?、
あぁ"ン"、???
これがどこの"きっしょ"言うねん、、、?
いっそのこと、"ど突き回したろかな"、?」
"あたい、"賛成"の二文字なんて、
言ってへんがな、、、"
?13「そんなこと言われても仕様が無いじゃない、
"悠長な人だ"とは私も思う、、、
思うけど、、、
"悪い人だ"とは私、思わないんだよ。
ほら、さっきだって言ってたじゃん、
色々"事情"があるとか、なんとか、言ってたじゃん。
色々と訳アリなんだよ、仕方ないよ。
何より、
"我が主の元"でそんな下手な真似なんてしたら、
"他の王位ら"がのし上がって来るよ、、、
だいたいあんたは、
"口"が良ければ、"上にだって行けるんだよ?"、
もう、そのくらい弁えてよ、、、
"イーリル様"だって、言ってたじゃない。
皆んな、あんたのこと、"期待"してんだよ、ね?
それでさーー、、、
"あの娘達"だって、あんなに懐くこと
そうそう無いし、、、
他の人には絶対しないでしょ、、、不思議よね、
この状況。」
「・・・・・・・、そう、やんなー、、、
"眠っ子"に、"獣っ子"、、、確かに、、、
子奴らが、、、"人に懐く"言うのは、、、
特段、"見いひんなー"、、、
そんで、、、すまへん、、、、、。
つい昂ってしもうて、、、、。」
「分かりゃ良いんだよ、分かりゃあさー。
・・・それにしても、、、この娘たち、、、
"かわいいわねー、、!"
ほぉーれ、!
ヨシ、ヨーシ!、ヨシヨシ、!ーーーーーー」
そう言うと、華奢な一人がドア付近からベッドの横に駆けつけて、小声で愛嬌のある言葉で
静かに両手で同時にそこにいた娘達の髪を撫でる。
髪の質感は滑らかで、
生糸のような繊細なまでの、
美しい馬の見繕った尾のような、
細身の肌身をその冷たさと、その柔らかさでその腕を
包み絡んでしまうような潤い。
サラサラとした撫で髪はその華奢な一人の腕に
ふわりと撫で引く。それはまさに"神の毛"であった。
それに対して、その娘はにこっ、っと微笑み描いた。
赤ん坊のような、純粋な笑顔を見て、
何にも囚われない、そのぷくりとした顔を見て、
華奢な一人は
天頂顔でこう言った、
「な、何コレ、!!!??
んーッ、!可愛くてたまんないわー、!、、、
しかもっ、、、なんなのコレーー〜!!!!?
髪っの毛っッ、、"サラ艶"なんですけど〜〜、!!?
ねねねぇー、!!!見て見て見て、!!!!
コレは傑作、、、いや、いや、、、、
"コレ"は超絶の、んもう、ど超絶の、、、
"神作"よっ!、、、たまんないわー、、、"コレ"。
あんたも見て見なさいよ〜、この顔ぉー、!!!
はぁ〜〜〜、、、可愛くてしょうがないわー、、!
いっそ、私もこの娘達みたく、
ここに寝ちゃおっかな〜、、
どうしましょう〜〜、、、」
「あははは、、、そうけぇ、、、そりゃ、、、
なにより、、、
って、寝て、
抜け駆けすんじゃねぇよ、、、!!、、、。」
一人は"満更な顔"、もう一人は"困り呆れ顔"、
そしてもう一人、また一人は、
"にこっ、っとほくほく顔"をし、
こちらに純白な小歯を覗かせていた。
また"一人"は、、、、、
"この世の終わりのような顔"を見せていた、、、。
そして一人の華奢な人がふと思い出す。
「・・・ていうかさぁーー、
私たちはこの人の"オツムを見る"んじゃなくて、、、
"お守りする"んじゃないの?、、、」
「・・・そんなん、
"どっちでもええがな!!!!"
いちいち、突っかかってくんなや!!、
一緒やろ、、、"意味"、、、。
・・・・もう、、、、。」
華奢な一人が照れ臭さを隠し通そうとするが、
それをいいことに、もう一人に
それの真相を一方打尽に問い詰められ、
「なんで、照れてるの?、
恥ずいのか?、煩わしいのか?、
それとも・・・、、、?」
「"照れてへん"し、"恥ずいもあらへん"て、
んで、
"煩わしくも"、、、、"ないて"、、、、!!!
・・・てか、一緒やろ、"そんらの言葉!!!"
むっかしから変わらへんやん、"そこら辺"。
ワテも考えた方がええで、、、"弁え方"を、、!!」
「・・・ッ、ぅっ、、、!
・・・・ン"くぅーううっ、!!!
抑えろぉ、私。出来るんだから、私は。
ふぅー、深呼吸、深呼吸。
・・・・・・、
・・・ふぅ、もう"私"は変わったんですぅ〜、!!
"昔の私"とぉ〜〜、、、!!、
もうね、、すごく失礼しちゃう、、、!」
「・・・・ちぇっ、"おもんない"、、、。
・・・・・・
ていうか、ちょいとばかし、"忍耐"無かへんか?
こないやつでも、、、あんな"イーリル様"程度までは一ミリたりとも達せえへんやろうけど、、、
この"王宮城に侵入する"って、どないほどの"力"
なんやろうな、、、・・・・・ーーーーー」
「・・・知らないよ、そんなの、、、
てかさぁー、、、
ーーーーーーーーーー」
そのまま、他愛もない会話が続く。
その一方でこちらは、、、
?10「・・・フぃーーーー、
スぃーーーーーー、、、、、」
?12「・・・・・・・・・」
そこには小さな命が肩を揺らし、
息を密かに吐き、ゴロンとベッドで芽吹いていた。
そのおっさんの両隣で眠る、小さな可憐な娘らが
うたた寝していた。その娘らは身体を左右に寝返りを打ちつつ、おっさんの顔を魘させていた。
片方は手足を乱雑にしてごった寝し、
もう片方は、蹲りながら秀麗にお眠りになさっていた。宛ら、親子同然な愛くるしい情景が
ここにあった。
だが、おっさんは苦しそうな顔をする。
そう、ベッドは無駄にだだっ広いのにも関わらず、
その娘らは身体をおっさんにギュウギュウに
寄せ合っていたせいであったからだ。
またもおっさんは、眉間の皺を寄せ、
今や、顔を強張らせる。"窮屈"で仕方ないのだろう。
それも"親子宛ら"の様子に見え、
目の疑いも掛けようがないほどに・・・
それはまた、それはまた、・・・・・
この上なく、"理想の親子そのもの"であったーーーーーーーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トタッ、トタッ、トタッ、・・・・・ーーーーーーー
視線が揺れる。走る振動で揺れる。
その度に"全てが馬鹿馬鹿しく思えてきた"。
腕を交互に振り続ける。風の抵抗も
押し除けるように、前へ、前へ、と空を切った。
自分の見ていたものにコントラストが、色が、音が、
真新しく自分に新たに蘇ったのが感じたんだ。
嬉しかった、楽しかった、面白かった、興味した、
心から笑い合えた、自分の仮面を外し、相入れた、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・、
""自分の一生の傷が永遠に、癒えたように感じた。""
自分はこう感じた。
一層、スピードを上げる。
出来ずとも、
地から宙へ飛べるようにと、踏ん張ってでも、
意地でも、地の底から這い上がるかのように、
足を力一杯、奮い立たせる。
いつからか、彼、中野永な顔は清々しく凛々しい、
さっぱりとした顔立ちをして、覚悟を決めた、
決まりの良い立ち姿をしていた。
走って、走り切るんだろ、、?、、、自分、、いや、
"違う、変わった中野。"
「ハァっ、ハァ、ハァ、
ハァハァ""ハァ"ハァ"、、、!!!!!」
無我夢中で走る。
ずっと、ずっと、ずっと、"疑問を抱いていた"。
「ハァ、ハァ、ハァ、ンッ、、!、
ハァ、ハァ、ハァ、、、」
トタッ、トタッ、トタッ、ーーーーーーー
スパンッーーーーーーーーーーーーー!
プスツーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
バババッ、ーーーーーーーーーー!!!!!
「ゥ"、エっ、、、ハァ、、、ハァ、、、」
死ぬ気で走る。唾が絡み、咽せる。
さらにそれすらも冷えて乾燥して、
喉が不快に感じる。
ネバネバしたのが喉にへばり付かせる。
一種の過呼吸状態に陥りそうであった。
何度も、何度も、何度も、"聞きたかった"。
「ウエッ、オオ"エッ"、、、カハッ、カハッ、、、
・・・・・・・・、
進むんだろ、、、
"前"にさ、、、、、、ハァ、ハァ、、、はぁ、、、
・・・、な、なぁ、なかぁ、のぉ"、、、ンのぉ"、!
""中野永い"い"い"い"ぃぃぃい""!!!!」
姿勢を前のめりにする。猪突猛進して、進み続ける。
いつも、いつも、いつも、、、、"待っていたんだ"、
自分、中野、、、"中野永"と言う人間は、、、
"あなた"と言う、"屈服なお人"をーーーーーーー!
そう、、、それは、、、、"そのお方"は、、
ーーーーーーーーー!
「ハァ、ハァ、はっ、・・・・・??
っ、!!!!!ーーーーーーーーーーーーーー。」
すると、"防止柵"がはっきり、くっきりと見えた。
つまり、"ゴール"だった。
もうそこに着くまで、あと"二十数歩"であった。
自分は左口角を"ニヤリ"とさせる。
自然と両眼の下瞼も"ニヤリ"としていた。
自分は"最後の力"をこの身に降り注いだ。
不快感など消え去っていた、"高揚感"しか無かった。
「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ェ"ア"ア"アガ"ガ"ガ"ガ"ガ"!!!!!!ーーーーーーーーー。」
「ヴォェ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ガ"ガ"ガ"ア"ガ"ア"ガ"ア"ガ"!!!!!ーーーーーーーー。」
「ア"ガ"あガ"ガ"ガ"ガ"ギギキギギキッッ、、、
ヴォェ"""""!!!!!!!!!!ーーーーーーーーー。」
(以下同文。)
今なら、立ち向かえる気力さえあった。
だが、そんな馬鹿なことはしない。
だって、さっき助けてもらったこの命は、
"無駄じゃないんだから、、、さ!"
スパーーーーーーーーーンッーーーーーーーー!!
トタッーーーーーーーーーーー!!!!!
ひたすら銃声が鳴り響く。それはビクつきながらも、
いずれとそれは"やる気"へと変化させていた。
足の裏から出口付近にさしかかり、
セメント部が変わり、灰色のアスファルトから、
ブロック状の色付きアスファルトに変わっていく、
そしてそのアスファルトブロックの形が鮮明に
伝わる。ジャリジャリとした感触が踏み切っていて、
よく分かる。
"ガキ大将"のような格好だったのも、
今では、
ゆるゆるとした"夏型おっさんコーデ"になり
変わりつつあった。
でも、、そんなのは今ではどうでもよかった。
自分自身が、
変われた気がした、救われた気がした。
「ヴォェ"アガ""ア"ア"ア"
アガ""アガ"バダグゥ"ェ""ア"""!!!??」
バギッ、!ゴギッ、!!!ーーーーーーーーーーー
「ヴォガ"ガ"ガ"ガ"ガ"ザア""ア"ア"ア"ア"アガ"""!?!?」
パキッ、!!、ゴキゴキッ、!!!ーーーーーーーー
そう、この自分、"中野永"を変えてくれた人、
"たった数日"で世の中の見方を
"180°"もひっくり返してくれた人、
その"お方"はーーーーーーーーーーーーー!!!!
トタッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
そうして、とうとう"辿りつくこと"ができた。
夢に見た、、、いや、別に見てはいないが、
そう、この頂と言う名の、
"ゴール"に。
自分は自らのこの震えた手でその"頂"を触れて、
"頂い・・・・・、
あ、やっぱり、"辞めときます"、、、
自分は"なにか"を察してしまったのであった。
この"なにか"は秘密にしておくとしよう、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・へっ、へっぎじょぉおんんんん"ン""、、、
ぶぇえい、、、
・・・・・・・・・・・・・・・、
ガーーーーーーー、ピーーーーーーー、」
?11「・・・やつ、、、また、、、やったでぇ、、
"これ"。
今夜で、"二回もバカデカく"するかぁ?ふつう。
しぃーひんやろ、ふつう。
しかも"これ"て、、、、」
?13「そうね、、、
"くしゃみの騒音二つ"ってのは、、、
"最悪の兆候"、、、ね、、、
と言っても、あくまで"習わし"みたいなもの、
というか、"子供に使う定トーク"みたいなもの
じゃない、、、私だって、、、することあっても、
こんなのは躾するための言いがかりなんだって、
子供の時から思ってたし、大丈夫でしよ!!
多分、、、、」
「まあ、そうか、、、だって、
"くしゃみがうるせーから使う"もんな、それ。
子供ん時はヒヤヒヤしとったなー、あたい。」
「えぇー?そうなの〜、??マジィ〜??」
「なんやと、こらーぁあ"、??」
「いゃ〜ン、こんな豊潤な乙女を痛ぶって、
あなた正気ぃ〜、???」
「あア"?、ホンマに"イテコます"ぞぉ、?」
「あははは!!!、ふふふ、、、やっぱり、
あなたは変わんないね〜、"昔のまんま"じゃん、!!
・・・・・・・・、
ふふふ、、、"イテコますぞぉ、?"、、ふふふ、、
"イテコますぞぉ、?"、、、ふふふ、、、
これは、、、"格言"ね、、、ぷブ、ふぅッッ、、、、」
「いちぃいち、、、、なぁア"、、、
・・・・・・"言わんくてええわぁあ!!!""」
華奢なお二人様はその部屋を走りお回り
になられたとさ。ーーーーーーーーーーー
お娘殿方の、お眠り型、お淑やかスマイルと、
おっさんの見るに耐えない引きっ面を添えてーーーーーーー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そのまま自分の手に防止柵の湾曲する頂点が触れた。
手のひらは汗ばんでいて、その塩汗が防止柵に
付着する。ふつふつとその汗が防止柵に滲み出て
来るほどに。
身体全体は汗だくで、びっちょり。
服装も、所々水玉模様を浮かべていた。
特に、首元に、脇元に、尻元に。
もうここに来るのはやめよう・・・、
そう思い切り、足を"外"へと運んだ。
トタッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
それから、自分の足は公園の外へと一歩を繰り出す。
"何か"から逃れ、開放的な気持ちになっていた。
なにも包み隠さずいいんだ、そう思えてきた。
そう、、、教えてくれたのは、、、紛れもない、、、
"先輩"だった。ーーーーーーーー
そして公園を抜け、自分は気持ちを切り替えて、
ここで終わるものか・・・ーーーーーー!!!、
終わって、、、"たまるものか、、、!!!"
その旨を糧に、また"本当のゴールへと、
走り続ける。汗は雫に変わり、冷え切った身体を
煮え滾らせ、内なる闘志を再燃焼した。
それを公園が、あの大群が、あのスナイパーが、
見届けている。
(二つ目は特に、そのままそこで
見届けていて欲しいと切に願うが・・・)
そして、また自分はわけも分からない状況に足を
突っ込み続ける、、、そうすれば、、、
"何が起こっている"のか、"明らかになると、、、
"信じて"ーーーーーーーーーーーーーー"
ーーーまた、中野永の物語が"リスタートダッシュ"を
決める。ーーーーーーーーーーー
それが"険しい道"だとも、判らずに。ーーーーーーーーーーーーーーー
・・・すいません、
またもや前書きに後書きの内容の冒頭部分を
ほんのちょろっだけ、
描いちゃってました。すいません!
あと、、、有り難いことに、、、
累計ユニークアクセス数の"パソコン版の方々"が、、、
なんと、、、"215人の方々"から拝読してもらって
いることが現在、把握できました!!!
嬉しい限りですね。、、、、、、・・・・・・
・・・・・
・・・・・・、
っと、言いたいところなんですが、、、
本当は、、、もうちょっと
"前にこれを言いたかった"んです、、、そう、、、
つまり、この"タイトル"にかけまして、、、
"さじを投げたい夜"、つまり、
さじ、さじ、さじ、、、、!
よって、自分は"31"という数に着目して、
累計の数がそのような数になったら、
このように、、、
"祝、31人突破!!!"
みたいな?、感じに、後書きに書いていきたいと思います!!!
じゃあ、何故今こんなことにしたかというと、
実は"スマホ版の方々"の累計ユニーク数をちょうど見たところ、"31人"だったんです!
(すんげー、偶然ですよね!?!?)
次は反省を生かし、パソコン版の方々、スマホ版の方々、双方を分けてこのように祝いたいという所存です!!!
では改めまして、、、パソコン版の方々、スマホ版の方々、、、
"祝、31人突破!!!"
です!!。ほんとに拝読して下さり、
有難うございます!
このまま続けていければ、いいなと思います!
そして、
また再度、申し上げたいと思います、、、
"誠に有難う御座います!!!"
"見てくださって、超嬉しいです。"
まぁ、楽しく拝読して貰えていれば良いのですが、、、
で、どうでしたか?
最初に比べて、
読みやすさは格段に上がったと思います!
ですが、まだまだ未熟なので、頑張っていきたいです!
あと、改稿して見やすくしていく所存であります。
そして、たびたびにはなるのですが、、、
すごく、"有難う御座います!"
あと、予告と振り返りは、、、ほんとすんません、。
まじすんません、、、疲れちゃったので、、、
次、!、うん、"次に"書きます!、はいっ、!
書いていきたいと思います!
ここまでお読みくださり、有難う御座いました。
絶対に、お疲れでしょう、、、
自分も目が疲れますからね。しっかり"休む"
ことですね。"春休み"、、、なのでしょうかね?
いや、もう終わっちゃうかー、まぁ、
心機一転の人?も、そのまま通常運転の人?も、、、
頑張ってください!いろいろな物事に!
・・・マジで長くてすみません、ではお開きです。
(あと、、、
この作品にわざわざポイント下さった方々、、、
有難うございます!。
読みづらくないでしょうか?
あとは、結構"使い回し"とか、"意味合い"とか、・・・
その、・・・
大丈夫でしょうかね?
だけど、続けて書き続けるので、
気軽にお読みになってくださいね〜。
ほんと、時間あればでいいんで〜。
んでは、ここで。)