堕
此処はどこだろうか。淡い紫色の世界。只々何も無い。
心の中に流れ込む。どろどろ、ぐるぐる、ぐちゃぐちゃ。
どんどん壊れていく。私は誰?
不確かな自分。不明瞭な自分。
自分がナニモノなのかわからない。
眼下にある全て、壊れていく。さもそれが世の理で在るかの如く。
でも何が壊れているのかわからない。
何にもわからない。
紫色の世界は気付けば緑色に変わっていた。
永遠にも感じる自問自答。終わらない。只々、何も、無い。
目が覚めた。心臓がやけに煩い。
「なんなの、、、?」
オカシイ夢。夢なのに鮮明に覚えている。曖昧で抽象的な夢なのに。
、、、気持ち悪い。
気が動転しているのがわかる。顔でも洗ってこようか。
冷たい水が頬を濡らす。現在、時刻は午前4時30分。
そんなのどうだっていい。吐いた。嫌だ。こんな現実は認めたくない。空っぽの胃袋。それもどうでもいい。
再びベッドに潜る。
生きながら死んでいる毎日。堕落しきった毎日。
私は遊ぶことを忘れられた人形だ。
不意にアラームの音が鳴り響く。
もうこんな時間か。
嗚呼。また今日が始まる。
久々の投稿です。
ココナトくんと話してたのとは全然違う形式になっちゃった。
単話投稿でちょっとだけ関連性のありそう、、、みたいなストーリーを投稿予定です!
まあ投稿頻度はゴミだと思う。うん。