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冒険に行く

第75話 冒険に行く


ポーションを作るときに魔力を込めなければいけないんだけど、体調や体力を回復させるポーションを今作っているので、その魔力を込めるんだけど、体調や体力を回復させる魔力は基本中の基本なので、基本から高めていくことがいろいろな意味で土台を作っていく。




その基本が全員ができるようになっている事は、もちろんなんだが、土魔法も全員がレベルは、いろいろあるけど使えるようになった。




あとは魔物に対するときの対処法と自分が動くスピードだけだ。




そろそろ屋敷の中の仕事では、飽きが来ているような状況なので、俺は冒険者ギルドに行って依頼を受けてみようと思う。




今まではゴブリンとウルフを討伐してきたけど、今度の由来はそれ以外にしようと思う。




掲示板に貼ってあるのはオークの討伐だ。




オークと言うのは、顔が猪みたいな感じだったり、豚のような感じだったりと口に2本の牙がある魔物だ。




実際には猪なのか、豚なのかと言う事はわからない。




オーク、人間のような2本足で歩いていて、背が高く、棍棒を持っていて力が強い。




一概に比べることができないが、ウルフやゴブリンよりも力が強いし、肌が固いから刀を振り回しても浅い傷しかつけにくい。




俺は最近、瞬間移動ができるので薬草やその他でも、いろいろなところに行っているが、パーティーメンバーにはまだ教えてないので瞬間移動を使って移動することができないので馬車を使う。




瞬間移動は、一度、行ったところにしか移動できないので、遠くの山でも目に見えていれば、その場所に瞬間移動することができるので範囲を広げている。




今まで邸でポーション作りばかりしていたから、




「馬車に乗って冒険に行くなんて久しぶりね」とイザベラが話していた。




コリンが「ほんとにね」と言って馬車から顔を出して風を受けていた。




アリシアが、「今度はオークだよね、どういうフォーメーションで行くの」とソフィアに聞いていた。




「そうだね、私とイザベラが前衛をするから、アリシアとコリンは後衛をお願い」とソフィアが全員に対して言っていた。




ツッコミたくなるんだけど、俺は?




でも言わないで黙っておいた。




俺は基本的にバックアップと言うよりも、フリーの方が動きやすいから。




なんだか、皆に言って、俺には無いのは、なんだか見放されたような、一人ぼっちになったような、無視されたような感じが少しだけした。




寂しいよー





でも、まぁいいや




午前中の朝早い時間から出かけて、お昼ご飯は馬車の中でとって、昼過ぎに現場に着いたが状況を聞くために依頼主から情報をもらう。




パーティーメンバーの女の子4人には依頼主から情報を聞いてもらえると言って、村周辺を探索した。




ここには、実は薬草が多くあったからだ。




あまり時間をかけてもいられないので、風魔法を使って、薬草を集めて異空間収納に入れておく。




これでポーション作りが、またできるし、一度、来たことがあるので、またすぐに瞬間移動で来れるかな。




少しだけ休憩して、俺たちはオークが現れると言う現場に行ってみた。




現場につくと、もちろんオークがいるわけではなく、待機時間に入る。




風上、風下を気にしながら、どちらから来るか分からないから全方向、前周囲を見ておく。




こういうときには、どこから来るか分からないので、2人と3人に分散しておいたほうがいいと思う。




例えばだけど、3人のほうにオークが近づいてきた場合、あとの2人が戦闘途中に参加すれば奇襲になるからだ。




3人のメンバーは、リーダーのソフィアとイザベラとコリン




2人のメンバーは、俺とアリシア




村に行ったとき以外で、初めて2人だけになったが、もちろん3人もいるので、近くにいないと言う意味だ。




アリシアと2人で大きな木を挟んで反対側に立ってオークが来るのを待っている。




立っていた方が遠くまで見えるから。




特に物陰があると見えづらくなるので、木は邪魔な存在になる。




1時間ぐらい経った頃だろうか、アリシアが見ている側がざわざわしだしたので、俺もそちらのほうに意識を集中した。




まぁ意識を集中しなくても、魔法の力で来るのはわかっていたんだけど。




3人のパーティーメンバーのほうに、アリシアが合図を送っている。




3人の女の子は、オークが来た方角を見る。




3匹のオークが棍棒を持って歩いてきているが、結構、大きい。




オークの方が風下にいるみたいなので、もう、匂いで気づいているようだ。




つまり我々の方角から風がオークのほうに流れている。




なので隠れていてもバレバレだ。




だから5人とも動き出した。




大型オークが3頭いるので、先頭の1頭は、火の魔法であるファイヤースピア3発で倒した。




もう1頭には、ソフィアとコリンが攻撃をしている。




そしてもう1頭には、アリシアとイザベラが同時攻撃をしている。




なかなかすぐには倒せなかったけど、一度、刀が中に入って傷がつくと、あとは容易だったみたいだ。




イザベラが「なんだか簡単に倒せたみたいなんだけど」




アリシアが「私もそう思うんだけど」




コリンが「本当にどうしたんだろうね」




アリシアが「それだけ強くなったんだよ」




毎日毎日、飽きるほどポーション作りをして魔法力を高めだから、剣の力も集中力が上昇したみたい。




ポーション作りは魔法が中心だけど、魔法力を高めるために集中力をつけるようにしたからだと思うとソフィアが言っていた。




オークから魔石を回収しながら、いろいろなことを話し合っていた。




依頼があった村に行って剥がしてあった依頼書にサインをもらって、馬車で王都まで帰ってくる。






帰ってくる馬車の中で、注意点を説明する。




今までみんながポーション作りで集中したり不得意なことをやらされたと思うけど、それを実際にやり遂げたから今日の結果があるんだよ。




今日うまくできなかったことを、自分なりにしっかりと考えてみることも大切だと思うんだ。




もちろん全てがうまくできた人はいいけど。




自分でしっかりと考えることが、生き残れる結果を生んでくれるからね。




村で1泊させてもらって翌朝、出発して、そして同じ時間がかかって王都に帰ってきたので冒険者ギルドに行って魔石を換金してもらった。




村では、もちろん寝るのは同じ部屋ではないけどね。


誤字脱字のご報告ありがとうございました


修正しました

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