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王都に向かう 3

第37話 王都に向かう 3


盗賊は、あと12人残っているけど、これだけ強い護衛が、ついていれば俺が加勢しなくても大丈夫かなと思う。




しかし盗賊たちは陣形を立て直してしまい、にらみあいが始まる。




盗賊たちと、にらみ合いをしている最中も、俺は邪魔にならないようにした。




しかし、護衛の1人が先陣を切って盗賊に切り掛かったが何回か刀と刀がぶつかり合う音したと思ったら、腕を斬られてしまった。




その瞬間に別のところで、護衛の1人と盗賊が剣と剣をぶつかったらせて相手を倒そうとしている。




盗賊たちの方が人数が多いので、護衛の1人が斬られたことで、こちらは4人にななり、4人対、盗賊が12人の戦いになった。




盗賊たちも慣れているみたいで夜をうまく利用してくる。




護衛たちも、だんだん疲労していき、動きが鈍くなっていく。




まだ切りつけられたのは1人だけだけど、そろそろ手を出させてもらう。




手といっても魔法だけどね。




俺は魔法を準備するために集中して目をつぶっている間に魔力が急激に集まり始める。




別にしなくてもいいけど精度が違うから。




使う魔法はファイヤーランスは、森を燃やしてしまうことになるので風の魔法でウインドウカッターを使うことにする。




ウインドウカッターは風を刃物みたいに鋭く細くして速い速度で薙ぎ払うことができるので、刃物みたいに飛んでくれる。




何回も使ってしまうと避けられてしまうので、1度で数人を倒することを考えて発動する。




ウインドウカッターをまっすぐ放つのではなくカーブをつけたり、高さや角度を変えたりする。




位置的なものや、人数から考えて放つウインドウカッターは2回だけに絞る。




角度と高さを計算して、右腕を下から上に振り上げ、左腕も下から上に振り上げながらウインドウカッターを2回、間をおかず発動した。




発動したウインドウカッターは護衛を避けながら、盗賊たちを切り裂いていく。


1度に12人の盗賊を倒してしまった。




護衛の4人が驚愕の顔で後ろを振り向いた。




後ろにいた俺を見ている。




しかし、そんなことを無視して、切りつけられた護衛の1人に駆け寄り治癒魔法を使って治してあげる。




別に唱えなくても無詠唱で使えるけど、


「ヒール」




切りつけられた部分は瞬間的に治癒されてしまい跡形もなく完治する。




しかし洋服は血で染まったのはしょうがない。




怪我をして倒れていても意識があったので、何か言いたそうだったが、俺はその場を離れてメンバーのところに行く。




メンバーのところに行くと、後ろに隠れている人物に気がついた。




メンバーに対して「大丈夫だった?」




「もちろん」とアリシアに1番に言われた。




誰かが守ってくれたからと付け加えられた。

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