表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/684

王都に向かう

第35話 王都に向かう


女性陣は馬車のなかで窮屈な状態で寝ることになる。




俺は、一人で焚き火の横に行って、寝る毛布を下に引いて、上にも毛布を巻いて寝ることにした。




つまり俺の周りにも毛布、下にも毛布




足も伸ばせるけど、外だよ。




俺は1人で、焚き火の横で寝ているけど、1人と言っても、近くにお嬢様が乗った馬車が止まっているし、その周辺に警護をする5人の男性が交代で寝ている。




だから本当の意味で一人でいるわけでは無いけど。




しかし別段、知らない警護の人と話をするわけでもないので、実質的には1人のような感じ。




そして周りがうるさいと馬車の中のお嬢様が眠れないので、必然的に黙っていることになる。




早く寝てもいいんだけど、暇なので座って焚き火に当たるふりをしながら、頭の中で考えながら研究することにした。




実際に周辺に人がいるので、人から見える状態で魔法を研究することができないけど、頭の中でなら可能だから。




そして、自分が乗っている馬車の中でも1人だったので、ちょっとした研究を思いついたので。




その研究というのが、自分が近くになくても回復させることができるポーションの研究。




ポーションといっても回復系のポーションもあれば、治癒魔法に匹敵するだけのポーションもあるので種類がいくつかある。




一般的に世の中に出回っているポーションは値段が高い割には効果は無い。




メンバーたちだけでも、予備に持ってもらうことができないか研究しているとこだ。




前世の記憶がある俺にとっては、ポーション作りは簡単なことだけど、昔と今とは違うかもわからないから効果的に、向上しないか研究することにした。




以前も、よくこういう風に研究して、新しいポーションを作り出していたが、部下や弟子は、いっぱいだけど、使う材料は同じでも、俺と同じ製品はできないと言っていた。




自分にとっては特別なことをしているとは、思っていないんだけど、、他の人が同じように作っても、粗悪品ができたり、性能的に劣る製品になってしまう。




ポーションといっても成分的には薬草成分を含んだ葉っぱと水と、あとは魔力が必要なんだよね。




多分、一番、最後の、魔力の違いがポーションに影響していると思う。




疲れたときに飲んで回復させるポーションもいいけど、傷も同時に回復させるポーションもいいと思うんだ。




しかしポーションを作るためには、専用の瓶が必要になる。




専用の瓶に入れておかないと性能が落ちるし、劣化していくんだよね。




でも自分が専用の瓶がない時に、そこら辺にある容器に数日間、入れて忘れていた時に、劣化がなかったんだよね。




だから自分が作るのは、他の人が作るのと違うんだと思う。




やはり、これも魔力が関係しているのか?




少し暇になったので、トイレに行くふりをして近くを散策してみよう。




良い薬草があるかもわからないからね。




あまり遠くに行くことはできないけど、近くを歩いてみると結構、良い薬草が、その辺にある。




あとは水が必要だけど、水魔法で作り出すことができるから、探す必要はない。




「これと、あっこれも」と薬草を採取する。




必要な薬草が揃ったので、あとは馬車で実験してみよう。




いまだに俺は馬車に乗っている、お嬢様の顔を見ていない





朝になった。




全員で朝食をとるけど、お嬢様だけは馬車の中。




メイドの人が時々、馬車にいるお嬢様に食事を運んでいる。




本当にお嬢様なんて乗っているのかな?




そうこうしているうちに出発になった。




お嬢様だって人間なのでトイレはするだろうに、どうしているんだろう?






なんて言うことを考えながら1番、最後の馬車に乗って荷物に埋もれながらポーションを作ることにする。




本当はポーションを作るときには火が必要なんだけど、その辺は魔法で、どうとでもなる。




そしてポーションを作ってみて、確認するために鑑定してみるが、一応、鑑定眼を持っているので、確認してみると最高のポーションが出来上がった。




ポーションが5つ出来上がったので、次元収納に収納する。




手元に置いて来なくても、バックに入れなくても瞬間的に収納することができるので大変便利だ。




しかも重たくない。





この移動の日も、夕方まで盗賊や魔物に襲われることもなく、野営地についた。


感想、ブックマーク、評価ありがとうございます。


励みになっています。


誤字脱字がありましたら申し訳ありませんがお知らせ下さい


読んでいただきありがとうございます。


これから、どんどん面白くなりますのでよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ