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依頼をこなす

第21話 依頼をこなす


朝食が終わったので、一度部屋に帰って装備を用意し、冒険者ギルドに行くことにした。


4人で揃って今は冒険者ギルドの前にいる。




さらなる依頼を受けない限りは、安い宿にも泊まり続けることもできない。もっと稼がなければ。




しかし、これ以上疑われると困るので、能力をさらけ出すことがないようにしなければ。




注意しようと思うけど、1番大事なのは命だよね。





冒険者ギルドに入ると多くの冒険者がいて、1番人が多いのはCランクの掲示板がある位置だった。




朝になると掲示板に新しい依頼が張り出されるみたいで、なんだか活気があった。




今いるメンバーの中で1番若いのは自分だけど、自分を目立たせることなく依頼をこなせればと思う。




イザベラもコリンも女性に年齢を聞くのは失礼だしね。




だから自分が1番若いと勝手に思っている。


もしかしたら違うのかも。




自分たちが受けられる依頼は、Eランクの依頼までなので、Eランクの掲示板に移動した。




Fランクじゃぁ、迷い猫探ししかないしね。


もし猫を見つけてきても料金は安いから誰も受けることはないんだよね。




だからみんな少し上のランクの人とパーティーを組んで動くんだよね。


そうじゃないと稼げないから。


あーッ、切ないよね。





いろいろ掲示板を見たけど、難しい依頼や、遠くまで行かなければいけない依頼が多かった。けど、1つだけ3匹のウルフの討伐があった。




3匹のウルフだったら、前回のゴブリンと同じレベルと思うので、その紙を剥がして受付に持っていって依頼を受けると言った。




でも油断は大敵だ。


場所は、今いるギルド支部から2日行ったところだ。




また歩くのか〜、それと野宿だね。




ギルド支部のお姉さんから、おおまかな場所を書いた地図をもらって出発だ。


結構徒歩の移動が多くて、馬車や馬なんか乗れない。




途中までだったら乗ることもできるけど、道がないところを行かなければいけないし、平坦な道があまりないので馬車なんかは無理。




以前住んでいた村でも、野山を駆け回ったりしていたので歩く事は不得意ではないが、疲れるのは疲れる。




ギルド支部を訪れて依頼を受けたのが早朝だったので、それからすぐ出発できたから、昼休憩を挟んで、夕方には半分以上進むことができた。




足が棒みたいになって疲れた〜。




他の3人も同じような状況で足をさすっている。




今回もギルド支部からもらった地図を見ながらきたので、途中にある川の近くに夜営することにした。




地図をもらったときに、この辺に夜営しようと決めていたの。なんとか暗くなる前に着くことができた。





夜営地に着いたので、前回と同じように三角形のテントの設営に協力する。




今回は埃っぽいところを通ってきたので、テントを張る前に近くにある川で先に水浴びをしたいと3人が言い出した。




やはりイザベラに、覗くなよって言われた。




そんな冒険はしないよと心の中で思った。




3人が水浴びから戻ってくると、俺も軽く水浴びに行く。




女性といると綺麗にしておかないと臭いって言われるから。




水浴びをしながら、魚を今回は10匹確保した。もちろん魔法でだよ。




前回と同じ8匹じゃ怪しまれるからね。




3人が水浴びをしていた時間に、テントをきれいに設営して、石を持ってきてかまどを作って、乾燥した木を拾ってきて火を起こしている。




乾燥した木は魔法で集めて、火も魔法で起こした。




魔法を使うと早いけど、あまり見られるのも良い気持ちじゃない。水浴びに行っていて見ていないと思ったからできたんだ。




3人の水浴びは全然見る暇がなかったよ。ほんとだよ

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