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新リッチェスト国

セラフィーナの暫定国王に退位が決まって、新国王に、宰相のダグラスがなることが決まった。


そして新たに国名が定まってリッチェスト国となった。


そしてリッチェスト国は、ライオネル公国と友好関係を締結した。


俺は、本当は、いらないって言ったんだけど、新しくなって間もない国だからとダグラスから言われれば、しょがいないのでリッチェスト国から、爵位をもらって公爵になった。


リッチェスト国は俺をつなぎ止めておくために、爵位を与えて屋敷を与えた。


管理は全て国が賄うと言うことで。


セラフィーナは、やっと退位することができて、ほっとしていた。


また、俺たちと旅をすることができると喜んでいた。


そして俺たちは、メンバー全員を引き連れて、自分の国のオーリス王国とダイラス連邦に報告に行くことにした。


さらに魔族の国のサイラス国にも報告に行かなければいけない。


行かなくて良いのはセラフィーナの国のライオネル公国だけだ。


なんだか気が重たい。


3カ国に説明に行かなければいけない。


まずは自分の国であるオーリス王国から行くことにした。


オーリス王国は、以前来て説明をしているので、経緯を説明する必要はないと思う。


俺たちは、オーリス王国の城に貸し出されている部屋に転移した。


そして自分の城なのでシャーロットが、お父様にお伺いしてきますと言って部屋から出て行った。


俺たちが、しばらく待っていると、王様と宰相とシャーロットが戻ってきた。


宰相と王様が入ってくるなり、「クリス殿、その後どうなったのだ」聞かれたので、何とかうまくいって、新しい国ができたので、オーリス王国とも友好関係を築いてほしいとお願いした。


そうすると王様が「もちろんだとも、貴殿が動いてくれて本当に感謝している、そしてシャーロットも元気そうで安心した」


そして俺は今からダイラス連邦に行って同じ説明をすると言ったので、3カ国だけではなく、ライオネルも入れた4カ国で友好関係を築いたらどうかといった。


今現在、俺は、自分の国であるオーリス王国、ダイラス連邦、魔族の国のサイラス王国、セラフィーナのライオネル公国、ブラッドフォード大公国、新しい国のリッチェスト国の公爵になったわけだけど。


なんだかごちゃまぜになってしまったが、六カ国の公爵になっていることに気がついた。


爵位をもらって公爵になっていると言う限りは、報告義務がつきまとう。


新しい国のリッチェスト国とライオネル公国は、ことの顛末は説明しなくていいと思うので、あとは国同士のつながり、友好の件だけだ。


俺とあまり関わりがない国は、港町があるオズワルド王国だけだ。


でも、近隣の国を友好関係にしていくと言う事は戦争を回避することになるので重要なことだけど、疲れる。


そういえば、どこの国も、俺の能力を知っている国ばかりだ。


アイディアが浮かんだんだが、セラフィーナに貸し出している通信魔法道具を作って各国に配布することにしたらどうだろうか。


そうするといちいち、説明しなくてもいいし、行かなくてもいいし、俺を経由すれば、すべての国が話が可能だ。


俺は今、オーリス王国の貸し出されている部屋に来ているわけだけど、宰相様に行って、パーツを用意してもらうことにした。


パーツといっても何でもいいんだけど、中が空っぽでも魔法の付与をすることで機能するから。


セラフィーナは同じものを持っているから、あと5つ作ればいいわけだ。


宰相に、花瓶でも小物でも硬いものであれば何でもいいので、5つ揃えてほしいとお願いして揃えてもらった。


あくまでも、恥ずかしくないものだ。


例えば熊の陶器に話しかけるなんて、恥ずかしい。


宰相が用意してくれたものは、同じものだった。


それは、陶器でできたリンゴ。


俺は陶器でできたりんごを受け取って、魔法を使って通信が出来るように仕組みを作る。


それを、オーリス王国に1つと、ダイラス連邦に1つと、サイラス王国の1つとブラッドフォード大公国に1つ、そして新しい国のリッチェスト国に1つ、王様に話して執務室に置いてもらうようにした。


これで俺が、どこにいようと、誰とでも連絡ができる。


セラフィーナのいるライオネル公国には、形が違うものがある。


もし本人がいなくても、任せられる責任者がいれば問題は無いと思う。


それぞれの国のトップに時間を決めて通信をすることにした。


今は、通信機のリンゴを置いてきたばかりなので、時間を決めて通信をすることにしている。


時間になったので、オーリス王国の王様は目の前にいるけど、関係する国に、今回のことを全て説明した。


そしてできたら、6カ国で国交樹立をして友好国になれないのか検討してもらう。


もちろん、話し合いは、しばらくかかると思うので、待たなければいけない。


できたら商業や文化の交流だけではなく、軍事面も協力できたらと思う。


しかし軍事面といっても、競技大会なんかはいいと思う。


あと残るのは港がある、オズワルド王国だけだ。


今まで、これだけ大規模な連携と言うのはなかったと思うので、ぜひ協力してもらいたいが無理強いはしない。



しばらく時間がかかりそうだったので、リッチェスト国に行って迷宮に潜ってみようと思う


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