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魔物が出る村まで

冒険者ギルドで依頼が貼ってある掲示板を見ていると、1つだけ気になる依頼書を見つける。

その依頼書に貼ってある魔物討伐と言うのは、ゴブリンだった。


ここから遠くないところの村に、最近ゴブリンが出て困っているそうだ、それで討伐の依頼が来ていたみたいだ。


お金はそんなに高くないし、4人で分けても充分とは言えないけど、そんなに危険度が高くないので、4人で話し合って、この依頼を受けてみることにした。


依頼内容が決まったので、ギルドの受付のお姉さんのところに行って4人でパーティーを組んだから、と伝えるとお姉さんも安心したような感じで了承してくれたので、4人ともギルドカードを差し出した。


お姉さんが何かを入力してギルドカードを端末に掲げると少しだけ光って、依頼が記入されたみたいだ。


昔はなかったんだが、今はこうなっているんだね。へぇ〜、。


それからギルドを出た。歩いていくしかないが、村までは遠く、1日で向かう事は無理みたいだ。夕方になってきたので、適当なところを見つけて野宿の準備を始める。


近くに川が流れていて平坦な場所があったので、今日はここで野宿する、と年長の女性のソフィアが言った。


それぞれが荷物を下ろし始めたけど、自分は袋に数枚の洋服しか持っていないし、あとは毛布を2枚持っているだけだ。


メンバーの女性たちは、大きな荷物を下ろし始めて、テントを作り始めた。


出来上がったテントは、急に入れてもらった自分が寝るようなスペースはなかった。それに自分も女性の間に入って寝ることは、まあ理想だけど、緊張して眠れない。寝ているときに手が当たって触ったら大事だ。毛布にくるまって寝ようと思ったけれど、テントを張るのは手伝った。


川にも近かったので、俺は魚釣りでもしようと棒切れを探してきた。糸と針は持っているので、魚を釣ってくると言って川に来た。


「魚が取れるよう祈っているけど、釣れなくてもいいからね」とイザベラに言われた。


なんだか期待されてないみたいだけど。


俺は川に来て周りを確認すると、釣竿で魚を釣るという格好だけをして、魔法で川から8匹の魚を足元まで引き寄せた。


あまり早く戻ると怪しまれるので、時間つぶしをしてから帰ることにした。



テントが張られている所まで戻ってくると、ちょうど火が準備できたところだった。


イザベラが、魚を取り行ったのに早く戻ったことに気がついて、どうせ取れなかったんでしょう? と言ってきたが、後ろから出した8匹の魚を見せると、それ以上何も言わなくなってしまった。


魚が、大きいとか小さいとかないように、魔法で確認しながらとってきたので、ある程度同じ大きさの魚が8匹ある。1人2匹ずつだ。


今日の夕食は、魚料理がメインになったので、俺も2匹食べたらお腹いっぱいになってしまった。


食事をした後に、水浴びをしたいと言い出したので、イザベラに覗くんじゃないわよ、と言われた。


そんなに嫌われているのかと思うとちょっと凹むな。


もちろん覗きには行かないよ。


3人が水浴びをして帰ってきた後に、自分も1人で水浴びをしに行った。


水浴びをしたら、もう寝るからと言っておいた。


寝る場所はもちろん、焚き火のある近くの草むらの所。


決して近寄らないよ。


イザベラに殴られてアザを作りたくないし、気をつけなければ。



感想、ブックマーク、評価ありがとうございます。


励みになっています。


誤字脱字がありましたら申し訳ありませんがお知らせ下さい


読んでいただきありがとうございます。


これから、どんどん面白くなりますのでよろしくお願いします

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